コンテンツ3

新着情報

珪藻土を塗り壁材に使うと後悔する?メリット・デメリットを解説

珪藻土は、自然素材ならではの温かみのある風合いに加え、優れた調湿・消臭効果で「室内の空気をきれいに保てる」点が大きな魅力です。
一方で、塗り壁材特有の性質からネガティブな意見を耳にして、採用を迷われている方も、なかにはいるでしょう。

家づくりで後悔しないためにも、こうした高い機能性(メリット)と、あらかじめ知っておくべき注意点(デメリット)の双方を理解しておくことが大切です。

この記事では、珪藻土を塗り壁材に使うメリットとデメリットを詳しく解説します。
珪藻土の壁が向いている場所やメンテナンス方法もまとめているので、家づくりの参考にしてください。

珪藻土とはどんな素材か?

>>LINEから施工事例をチェックしませんか? 

珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の死骸(珪藻殻)が海や湖の底にたまり、化石になったものです。
珪藻殻には細かい穴がたくさんあいているため、珪藻土は非常に軽く、水や空気を多く含んだり、通過させたりすることができるといった特徴があります。

これらの特徴を活かして、珪藻土は断熱れんがやビールのろ過材などとして利用されています。

珪藻土を塗り壁材に使う4つのメリット

珪藻土の塗り壁材には、日々の暮らしを豊かにするメリットがあります。
主なメリットは、以下の4つです。

  1. 消臭効果が期待できる
  2. 調湿性に優れている
  3. 自然素材で安心感がある
  4. 耐火性に優れている

珪藻土の塗り壁材を使用して後悔しないかお悩みの方は、参考にしてください。

メリット①:消臭効果が期待できる

生活しているとどうしても出てくるのが生活臭です。
香りの強いスパイスや焼き肉などの後、部屋のにおいが気になることはありませんか?

ペットやタバコのにおいが気になることもあるかもしれません。
以前オーナー様のお宅へお邪魔した際、直前にお食事(カレー)を済ませた後でしたが、においが気になりませんでした。

また、別のお宅では念願の一戸建てでペットが飼えるということで、部屋の中のゲージに小さい子犬が入っていたのですが、鳴き声を聞くまでペットがいることに気が付かないくらいにおいが気になりませんでした。

においが気になるレベルは人それぞれあると思いますが、珪藻土の塗り壁にすることで生活臭の軽減が期待できます。

メリット②:調湿性に優れている

珪藻土には調湿効果があると言われています。
梅雨時から夏場にかけては特に調湿効果が実感でき、快適な湿度になります。

ジメジメが気になる季節・洗濯物を外干しにできない季節・花粉が気になる季節などに部屋干しをしても、嫌なにおいが残らずカラリと乾きます。
湿気の多い季節でも、湿度が下がった部屋はとても快適です。

また、冬場に気になるのが窓の結露です。
結露の原因は窓の内側と外側との温度差で起きますが、珪藻土が湿気を吸ってくれる効果があるので、結露が気になることはほとんどありません。

珪藻土と同様に調湿作用がある無垢材フローリングのメリットとデメリットについては、以下の記事で解説しています。

【関連記事】無垢材フローリングで後悔しないために、知っておきたいメリット・デメリット

メリット③:自然素材で安心感がある

タカトーホームの珪藻土は、固化材を含むすべての配合剤が自然のものです。
昨今、サスティナブル、サスティナビリティなどの言葉が浸透しつつあります。
サスティナブルとは「持続可能な」という意味です。

「持続可能な社会」を実現させるためには「自然素材を使う」・「リサイクルする」など環境の維持や保全に考慮することも大切なことのひとつです。
住宅に限らず日々の生活に必要な食べ物、生活用品においても意識していきたいところです。

メリット④:耐火性に優れている

珪藻土は熱伝導率が低いので耐火性があり、万が一火事が起こってしまっても燃え移るまでの時間が長く、家族の安全も守れます。

稚内珪藻土の塗り壁は化学物質が含まれていないため、アクリル系の固化剤を使用している珪藻土とは違い、有害物質を含んだ煙が発生しにくいのも特徴です。

珪藻土の塗り壁で後悔しやすい4つのデメリット

珪藻土の塗り壁材を使用することで後悔しやすい点は、以下の4つです。

  1. 傷つきやすい
  2. ボロボロと粉が落ちやすい
  3. 水がかかる場所はカビが発生しやすい
  4. 部分的にヒビが入りやすい

後悔のない家づくりを実現できるよう、珪藻土の塗り壁材に関するデメリットについて理解を深めましょう。

デメリット①:傷つきやすい

珪藻土は柔らかく薄い塗り壁材なので、ぶつかったりこすれたりすると、剥がれたり傷がつきやすいのも特徴となります。

例えば、部屋の入り口やコーナー・ペットがいるご家庭・お子様がいるご家庭などは特に傷つきやすい傾向にあります。
この様な時には、お引き渡し時にお渡ししている珪藻土の粉を水で溶いていただき、ご自身で部分的な補修をしていただけます。
大きな傷などを補修したい場合は、お電話でのご相談も受け付けています。

デメリット②:ボロボロと粉が落ちやすい

珪藻土は、壁に触れたり寄りかかったりすると洋服やズボンなどに付きやすくなりますが、完全に乾燥し2〜3年経過すれば付着しにくくなります。

ちなみに珪藻土は自然素材(植物プランクトンの化石)なので、万が一お子様などの口に入ってしまった場合でも、水や牛乳などで胃の中を薄めれば問題ありません。
もちろん洋服に付いた珪藻土の汚れは、はたいたり洗濯することで簡単に落とす事ができます。

デメリット③:水がかかる場所はカビが発生しやすい

珪藻土は水をはじく機能がないため、浴室や水が跳ねやすい洗面台の横など頻繁に水がかかったりする場所には向いていません。
珪藻土の内部に水分が溜まってしまうと、カビが繁殖しやすいためです。

珪藻土は優れた調湿・吸収性をもち、一般的にはカビの発生を抑えますが、大量の水がかかる環境には向きません。
例えば、浴室や洗面台といった常に湿度が高く、直接水が飛散しやすい場所では、素材が水分を抱え込みすぎてしまい、かえってカビの胞子が繁殖する原因となります。
自然素材の特性を活かすためにも、水回りでの使用には適切な換気や施工箇所の検討が不可欠です。

ただし、タイルやアクリルパネルなどで対策すれば、アクセントになることはもちろん、水はね防止とお洒落な仕上がりとなるでしょう。
キッチンのシンク周りも珪藻土仕上げは向かない為、タイルやキッチンパネルなどを張ることをオススメします。

デメリット④:部分的にヒビが入りやすい

珪藻土のデメリットとして、一番気になるのがヒビです。
施工から歳月が経ち乾燥した際や、地震時に石膏ボードの繋ぎ目などにヒビが入る事があります。

表面上にヒビが入っていたとしても、構造には影響ありません。
ヒビの場合はお渡ししている珪藻土の粉で対応できます。
また、ヒビに入ったホコリなどが気になる場合は、はたきなどで簡単に落とすことができます。

珪藻土の壁が向いている場所

後悔しないためには、一部の部屋に珪藻土の塗り壁材を使用するのも手段の1つです。
珪藻土は、次の場所に適した壁材です。

  1. LDK
  2. 室内干しスペース
  3. 玄関

珪藻土の塗り壁材を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

LDK

家族が集まるLDKはそれぞれが個室としてあるよりも、すべてが1つにまとまった空間にするのが現代住宅の主流です。

生活する中でにおいが出やすい食事をしたり、ペットを飼ったりと、様々な生活臭が発生し空気が汚れるものです。

珪藻土には消臭効果があるため、生活をする上で発生するにおいを軽減して、翌日にはほとんどにおいが残らないよう働いてくれるので、毎日を気持ちよく過ごすことができます。

室内干しスペース

「共働きだから室内干しをすることが多い」
「花粉が飛ぶ季節は外に干したくない」
「外部の視線が気になって外に干したくない」
など、昨今では室内干しスペースを検討することが多くなりました。

室内干しスペースは設置したけれど、いざ干してみると部屋全体がジメジメしてしまったり、生乾きの嫌なにおいに悩まされたりという方も多いのではないでしょうか?

珪藻土には調湿してくれる効果があるので、ジメジメした梅雨の季節でも嫌なにおいを心配せずに気兼ね無く洗濯物を干しておくことができ、早く乾く効果も期待できます。

玄関

家の顔とも言える玄関は、その家のイメージにも繋がるので「綺麗にしておきたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?

玄関は靴などのにおいや生活臭がこもりがちですが、珪藻土の塗り壁を採用することで消臭効果を発揮し、独特の玄関臭を消してキレイな空気が漂う空間を保つことができます。

また、調湿効果により湿気の多い時期でもジメジメ感を抑えられるため来客時も玄関先での会話が弾みます。
さらに、塗り壁ならではの落ち着いた風合いに仕上げることができます。

珪藻土の壁が向かない場所

珪藻土の塗り壁材は、次の場所に使用すると後悔する可能性があります。

  1. 水まわり
  2. 棚の中

ここからは、珪藻土の塗り壁材が向いていない理由を解説するので、家づくりの参考にしてください。

水まわり

珪藻土には調湿効果があるため、水がはねてもすぐに吸ってしまいます。
しかし、毎日のように水がかかるところでは次第に色が黒ずんで変色してしまったり、ポロポロと剥がれてしまう場合があります。

その為、キッチンのシンク前や洗面台の横(水が跳ねる部分)には、部分的にタイルを張ったり、パネルを張ったりして保護してあげると良いでしょう。

お気に入りのタイルを取り入れると家の中の1つのアクセントになり、洗面台の前に立つ度に気持ちが高まります。

棚の中

せっかくの新築なので、「造り付けで収納棚を造りたい」「本棚を造りたい」とお考えの方も多いと思います。

造り付けの棚は思った通りのサイズで造れますし、何より空間のアクセントにもなります。
棚の奥まで珪藻土の塗り壁にすると、湿気を取ってくれるため本や収納品を湿気から守ってくれる効果も期待できます。

その反面、出し入れを繰り返す度にぽろぽろと削れ落ちて、棚の奥が珪藻土の粉だらけになってしまい、本や収納品を汚してしまうということもあります。

しまってあるものを全て出して掃除をするのも大変ですので、棚の奥の壁は、珪藻土ではなく背板(ベニヤ板等)を入れたほうが、ストレスを感じずに済みます。

珪藻土のメンテナンス方法

珪藻土の塗り壁は、ついてしまった傷の補修はもちろん、気軽に画鋲で穴を開けたりDIYも楽しめます。
お引渡し時にお渡しする珪藻土の粉を水で溶いていただき、部分的に自分で修復することが可能です。

また、簡易的な汚れ(泥など)であれば以下の手順で修復することができます。

  1. ハケで泥を落とす
  2. 水を吹きかける
  3. 雑巾で軽く叩くいて表面の汚れを落とす
  4. 水が乾いたら繰り返し吹きかける

また、「子どもが壁に落書きをしてしまった」
「家具を移動していたら壁にぶつけて削れてしまった」
など、汚れや破損が大きい場合は建築会社に一度ご相談することをおすすめします。

珪藻土の塗り壁で実現したおしゃれな施工事例

ここからは、珪藻土の塗り壁を採用し、快適性とデザイン性を兼ね備えた施工事例を3つ解説します。

  1. 珪藻土の白い壁で開放感を演出した2階建て住宅
  2. 珪藻土の壁と勾配天井が特徴の2階建て住宅
  3. 珪藻土の壁を用いた古民家風の平屋

珪藻土の塗り壁の魅力が知りたい方は、さっそく見ていきましょう。

事例①:珪藻土の白い壁で開放感を演出した2階建て住宅

>>こちらの家の全ての写真を見る 

こちらの2階建て住宅では、珪藻土の白い塗り壁材と吹き抜けを採用し、開放感を演出しています。
白い壁は、無垢材の温かみのあるカラーやナチュラルな家具とも相性が良いです。

珪藻土の消臭効果により、リビングやダイニングキッチン、玄関などの各部屋における生活臭が軽減され、快適に過ごせます。

また、リビングには掃き出し窓を設けていますが、珪藻土の調湿作用によって冬場に発生しやすい結露を抑えやすい点も特徴です。

珪藻土の白壁と吹き抜け、掃き出し窓により自然光を存分に取り入れ、視覚的効果により心地良く過ごせる住まいになります。

事例②:珪藻土の壁と勾配天井が特徴の2階建て住宅

>>こちらの家の全ての写真を見る 

こちらの2階建て住宅では、アクセントウォール以外に珪藻土の塗り壁材を採用しています。

玄関にはベビーカーやアウトドア用品などを収納できる土間収納が隣接しているのが特徴で、珪藻土の消臭効果や調湿効果によりすっきりとした空間を保てます。
ブルーの玄関ドアがアクセントになっているのがポイントです。

また、リビングには採光を確保できる勾配天井を取り入れており、珪藻土の白い壁との相乗効果により開放感のある空間を演出しています。

事例③:珪藻土の壁を用いた古民家風の平屋

>>こちらの家の全ての写真を見る 

珪藻土の壁を採用したこちらの平屋は、和モダンを基調とした内装となっています。
リビングには珪藻土の塗り壁と萩の板張り天井を採用しているため、落ち着いた風合いに仕上がっているのが特徴です。

また、主寝室に設けたウォークインクローゼット内には板張りを取り入れ、洋服やバッグなどに珪藻土が着かない工夫を施しています。
味わいのある珪藻土の壁を活かし、小民家風をイメージした住まいに近づけた事例です。

珪藻土の塗り壁を採用した家を建てるならタカトーホームがおすすめ

タカトーホームは、群馬県太田市を中心に多くのお客様の家づくりに携わってきました。
「身体にやさしい、どんな人が住んでも安心な家をつくること」をモットーに、「稚内産の珪藻土」「無垢の床」「身体にやさしい抗酸化仕様」など、家に使う素材を厳選しているのが特徴です。

床・壁・天井を自然素材にすることで、空気のきれいな空間に近づけているのに加えて、老化や腐敗の原因となる酸化を抑え、心も身体も健やかな暮らしをつくります。

特に平屋の施工事例が豊富で、フルオーダー住宅の「RasiCras(ラシクラス)」やセミオーダータイプの「cocokara(ココカラ)」、セレクトスタイルプランの「ココカラセレクト」など、さまざまな商品ラインナップをご用意しています。

タカトーホームでは、何十年先も健康に暮らせる住まいを目指し、すべてのプランで稚内の珪藻土や無垢の床を標準仕様としています。

なかでものメイン商品の一つであるセミオーダー住宅の「cocokara(ココカラ)」は、自然素材の持つ調湿・消臭効果を最大限に活かしながら、自分らしいスタイルを叶えられるのが魅力です。
素材の質はもちろん、暮らしやすさと快適さの両方を重視したい方にぴったりの住まいをご提案します。

タカトーホームの平屋注文住宅人気ランキングについて知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】【2026年版】タカトーホームの平屋注文住宅人気ランキングベスト8

まとめ:後悔しないようメリットとデメリットを踏まえて珪藻土の塗り壁材を検討しよう

タカトーホームが取り扱っている珪藻土は、消臭効果と調湿効果が優れているため住宅に適しています。
良い環境で生活をしたいと願うのは今も昔も変わらず、人々の心の奥底にあるのではないでしょうか。

珪藻土の塗り壁を使用した住宅は、粉が落ちたり水回りに向かなかったりと良い所ばかりではありませんが、部屋の空気をキレイにしてくれたり、気温や湿度に左右されない快適な暮らしを送ることができます。

また、空気が調湿されることによって必要以上にエアコンを使用することもなく、電気代の削減にも繋がります。

さらに、世界的にもCO2削減が問題視されている中、自然素材を使った家は今注目されつつあります。
素材にもこだわったタカトーホームの家づくりについて詳しく知りたい方は、「タカトーホームの家づくり」ページをご覧ください。

 \あわせて読みたい関連記事/
【関連記事】自然素材の注文住宅のメリット・デメリット、後悔しないためのポイントも解説
【関連記事】家づくりの流れ10ステップと建築期間についてわかりやすく解説
【関連記事】19坪前後の平屋の間取り、後悔しない家づくりのためのメリット・ポイントを解説! 

この記事の監修

タカトーホーム 設計部 係長

係長

二級建築士/応急危険度判定士ほか

和モダン住宅の平屋など、デザインと暮らしやすさを両立させた設計を得意としています。
「扱いやすく、住みやすい」住まいをテーマに、暮らす方に寄り添った設計提案を心がけています。