注文住宅で理想の住まいを実現するにあたって、住宅会社との打ち合わせは欠かせません。
内装や外装はもちろん、あらゆる項目を具体的に決めていく必要があり、打ち合わせの多さに疲れてしまう方もいるのが実情です。
この記事では、注文住宅の打ち合わせを控えている方に向けて、打ち合わせを上手に進めるコツを6つ紹介しています。
注文住宅の打ち合わせまでに準備すべきことや、打ち合わせ時の注意点もまとめました。
注文住宅の打ち合わせをスムーズに進めたい方はもちろん、これから家づくりをする予定の方は、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

注文住宅の引き渡しまでの流れ

そもそも、注文住宅が完成して引き渡されるまでには、大きく分けて以下の10ステップを辿ります。
- 情報収集と工務店選び
- 資金計画を立てる
- 土地を探す
- 敷地調査を依頼する
- 住宅ローンの事前審査を行う
- 土地を購入する
- 間取りや設備を考える
- 工事請負契約を結ぶ
- 地鎮祭を行う
- 着工~引渡し
上記の流れの中でも、打ち合わせは工事請負契約を締結し、着工するまでの期間に集中します。
これから家づくりを始める方は、注文住宅が完成するまでの全体像を理解した上で、どのタイミングで打ち合わせが増えるのか把握しておきましょう。
家づくりの流れに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】家づくりの流れ10ステップと建築期間についてわかりやすく解説
注文住宅の打ち合わせを上手に進めるためのコツ

注文住宅の打ち合わせをスムーズかつ上手に進めるには、以下6つのコツを押さえましょう。
- 要望はすべて伝える
- 理想のイメージに近い画像を用意する
- 今回の打ち合わせで決めることを明確にする
- 次回の打ち合わせ内容を確認する
- 打ち合わせの内容は記録する
- 打ち合わせた内容を家族で確認する
コツ①
要望はすべて伝える
住宅会社と打ち合わせを進めるにあたって、自身の理想や要望はすべて伝えることが大切です。
打ち合わせの初期段階で住宅会社に要望をすべて伝えておくと、各要望を実現できるかどうかを確認できるのはもちろん、住まいに反映させるための具体的な提案などを受けやすくなります。
逆に、要望をはっきりと伝えないまま打ち合わせを進めてしまうと、イメージと離れた間取りや内装・外装などの提案を受けてしまいかねません。
家づくりに後悔が残ってしまうので、最初の打ち合わせの段階で、要望はすべて伝えましょう。
紙にまとめて提出するのがおすすめ
住宅会社に要望を伝える際は、紙に箇条書きしたり、理想のイメージ画像をまとめたりして提出するのがおすすめです。
打ち合わせ時に口頭で伝えても構いませんが、事前に言語化または視覚化しておくことで、伝え漏れを防げます。
可能であれば、打ち合わせの数日前に要望書として担当者に提出しておくことで、打ち合わせの際、より明確な回答をもらいやすくなるはずです。
打ち合わせに臨む前に、家族会議などを通じて理想の住まいを話し合う機会を設けてもよいでしょう。
コツ②
理想のイメージに近い画像を用意する
打ち合わせをスムーズに進めるにあたって、理想のイメージに近い画像を探しておくのもおすすめです。
インテリアのテイストは多岐にわたり、間取りのイメージを言語化するのも簡単ではありません。
言語化が難しい場合こそ、画像をもとに理想のイメージを伝えましょう。
住宅会社の担当者は家づくりのプロなので、これまでの経験を活かし、画像をヒントに理想とするイメージを具現化してくれます。
各種Webサイトはもちろん、SNSなどで理想のイメージ画像を容易に収集できるので、時間を見つけて参考になる画像を集めておきましょう。
コツ③
今回の打ち合わせで決めることを明確にする
注文住宅の打ち合わせを着実に進めていくには、毎回のゴール設定が重要です。
「今日の打ち合わせでは内装に使う壁紙を決める」「今回はドアの種類を決める」というように、具体的な目標が定まっていると、打ち合わせをより集中して臨めるようになります。
仕事やプライベートなどのあらゆる物事に当てはまりますが、やるべきことが明確になると、具体的に行動できるようになるものです。
注文住宅の打ち合わせにおいても、決めることを都度確認して、理想を一つずつ形にしていきましょう。
コツ④
次回の打ち合わせ内容を確認する
毎回の打ち合わせが終わるタイミングで、次回の打ち合わせでは何を決めるのかも確認しておくのがおすすめです。
次回の打ち合わせ内容を早めに把握しておけば、決めるべきことに対して家族で話し合ったり、理想のイメージを探したりする時間を確保できます。
打ち合わせに向けた準備期間をしっかりと確保することで、打ち合わせがより充実したものになるはずです。
コツ⑤
打ち合わせの内容は記録する
注文住宅の打ち合わせを通じて決まったことや確認した項目などは、記録に残しておきましょう。
打ち合わせの記録は住宅会社において残しているケースも多いですが、自分たちで記録しておくことで、いわゆる「言った・言わない」によるトラブルを防げます。
これまで決めた内容がどのようなものであったか振り返りやすくなり、これから決めていく項目を検討する際の資料や判断材料にもなるでしょう。
コツ⑥
打ち合わせた内容を家族で確認する
理想の家づくりを実現するには、家族間で共通の認識を持つことが大切です。
毎回の打ち合わせが終わった後、決めた内容に対して不満が残っていないか、認識に齟齬がないかなどを家族で確認することで、家づくりの後悔を防ぎやすくなります。
戸建住宅は建てて終わりではなく、住み始めてからが本当のスタートです。
理想の住まいを形にするためにも、住宅会社との打ち合わせ内容は、家族でコミュニケーションを取りながら確認しておきましょう。
打ち合わせまでに準備すべきこと

注文住宅の打ち合わせが始まるまでに、先述した要望のリストアップやイメージ画像の検索だけでなく、以下の準備や検討も済ませておくことをおすすめします。
- 予算の上限を決めておく
- 間取りのイメージや部屋数を決めておく
- 家のテイストを決めておく
家づくりにおいて予算の検討は必須で、要望を際限なく盛り込むと、かなりの確率で予算がオーバーします。
住宅にかけられる予算の上限を予め設定しておくことで、要望への優先順位もつけやすくなるでしょう。
また、間取りのイメージや部屋数、家のテイストなどの方向性も定まっていると、初回の打ち合わせから具体的な内容を話し合えます。
おすすめの間取りに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】タカトーホームがおすすめする、失敗しない新築一戸建ての間取り5選!
注文住宅の打ち合わせにおける注意点

住宅会社との打ち合わせをするにあたり、以下の4点には特に注意が必要です。
- 住宅会社任せにするのは控える
- 設備や間取りなどの優先順位を明確にしておく
- 納得できるまで打ち合わせする
- 子どもの同席はできる限り控える
注意点①
住宅会社任せにするのは控える
打ち合わせを進める際の考え方・マインドとして、住宅会社任せにするのは控えましょう。
家づくりのプロに任せたとしても、自分たちの理想を完璧に実現してくれるわけではありません。
特に、注文住宅の場合は決める項目が多岐にわたるため、希望・要望は適切に伝える必要があります。
自分たちが打ち合わせをリードする意識で、主体性を持って家づくりに取り組むのがおすすめです。
注意点②
設備や間取りなどの優先順位を明確にしておく
打ち合わせをスムーズに進めるためにも、さまざまな要望の中で、特に優先して実現させたい項目が何であるか明確にしておきましょう。
先述したように、予算には限りがあるため、すべての希望を実現できるわけではありません。
多くの場合で何かを妥協する必要があり、その判断をスムーズに行うためにも、要望事項には優先順位をつけましょう。
優先度の高い項目から間取りや内装・外装などに取り込むことで、満足度の高い家づくりを実現しやすくなります。
注意点③
納得できるまで打ち合わせする
理想の住まいを実現させるためにも、住宅会社との打ち合わせは納得できるまで行いましょう。
特に、注文住宅の場合は打ち合わせ回数が多い上に期間も長期に及ぶため、途中で疲れてしまい、妥協してしまう可能性もあります。
家づくりは一生に一度になることがほとんどで、入居してから後悔しないためにも、可能な限り打ち合わせは真摯に臨むようにしましょう。
注意点④
子どもの同席はできる限り控える
打ち合わせをより集中して行いたい場合は、お子さまの同席はできる限り控えたほうがよいでしょう。
打ち合わせ時間が長引くことも多く、お子さま連れの場合、途中で離席しなければならないケースもあります。
できれば夫婦2人で打ち合わせに参加して、理想の家づくりについてしっかりと話し合いましょう。
なお、住宅会社によっては、託児サービスを提供している場合もあるので、一度確認してみてください。
家づくりで後悔しないためのポイントは、以下の記事で詳しくまとめています。
【関連記事】注文住宅で後悔しがちなポイント5つと後悔しない家を造るポイント5つ
群馬県で注文住宅を建てるならタカトーホーム

タカトーホームでは、「ココロとカラダにやさしい家をつくる」をモットーに、多くのお客様の家づくりをサポートしてきました。
珪藻土や無垢材をはじめとする自然素材を取り入れ、健やかな毎日を過ごせる住まいを提供しています。
当社の家づくりへのこだわりに関しては、「タカトーホームの想い」をご覧ください。
打ち合わせ中は保育士による無料の託児に対応
タカトーホームでは、本社ショールームでの打ち合わせや見学の方を対象に、保育士による無料の託児サービスを提供しています。
0歳児からお預かり可能としておりますので、当社で家づくりをされる方は、お子さまと一緒にお越しいただき、打ち合わせを進めることが可能です。
当社でどのような住まいを建てられるか気になる方は施工事例ページをご覧いただき、実物を見てみたい方はモデルハウスページから見学可能なモデルハウスを探してみてください。
まとめ
注文住宅の打ち合わせのコツを把握しよう

注文住宅の打ち合わせを上手に進めるコツをおさらいしましょう。
- 要望はすべて伝える
- 理想のイメージに近い画像を用意する
- 今回の打ち合わせで決めることを明確にする
- 次回の打ち合わせ内容を確認する
- 打ち合わせの内容は記録する
- 打ち合わせた内容を家族で確認する
打ち合わせを始めるまでに、「どのような家を建てたいか」をいかに具体化できるかが重要です。
本記事で紹介した打ち合わせ時の注意点も踏まえて、理想の住まいを形にしていきましょう。
タカトーホームでは、テイストの異なるさまざまなモデルハウスを展開しています。
どのような家を建てられるか見てみたい方は、モデルハウスページから気になる物件を探してみてください。
また、家づくりを何から始めればよいか分からない方に向けて、定期的にイベントを開催しています。
イベント情報ページに詳細を記載しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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