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シングルマザーは家を買うべき?タイミングやメリット・デメリットを解説

女性ひとりで家計を支える家庭にとって、住居費の負担は大きいものですよね。
毎月の家賃や老後の暮らし方なども考えて、このまま賃貸に住み続けていいものか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

将来的なことや資金面から考えて住宅購入を一つの選択肢として検討される方も増えています。

とは言え、「家を購入して後悔しないか」「補助金は利用できるのか」「どういったタイミングがベストなのか」など、不安があるのも確かでしょう。

今回は、シングルマザーが家を買うとどんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介いたします。
おすすめの間取り補助金についても解説していますので参考にしてみてください。

シングルマザーでも家を買うことはできる

シングルマザーでも家を買うことはできる

「シングルマザーでも家の購入をしたい」と考えている方も少なくありません。
予算を明確にして、ローン審査が通ればシングルマザーの方でも家を買うことはできます。

また、国もしくは自治体ごとに補助金制度を上手に活用すれば、より快適に暮らせる家を建てることができます。
それと同時に、家を購入する際のタイミングも重要です。

シングルマザーが家を買うタイミング

住宅ローン審査には安定した収入があるかどうかが重要となります。
正社員、もしくはフリーランスでも安定した収入があれば住宅購入の検討が可能です。

また、ローンを組んでも無理のない年齢であることを踏まえて検討する必要があります。
例えば35年ローンだと35年後は何歳になっているか考慮した方が良いでしょう。

保育所・小中学校の入学など、子どものライフイベントに合わせ、転校や引っ越しのリスクが少ないタイミングで検討することをおすすめします。

シングルマザーが家を買う際に利用できる補助金

シングルマザーが家を買う際に利用できる補助金

シングルマザーが家を購入する際に利用できる補助金は、以下のような制度があります。

  • フラット35子育て支援型
  • 母子父子寡婦福祉資金貸付金
  • 地方自治体の住宅支援制度

フラット35子育て支援型
子育て支援に積極的な地方公共団体(住宅金融支援機構と協定を締結し、連携している地方公共団体)が提供する、当初5年間の借入金利を子どもの人数等に応じて最大1.0%引き下げる制度です。

母子父子寡婦福祉資金貸付金】
都道府県によって実施する低利の貸付制度で、住宅購入や増改築資金を支援する制度です。
ひとり親家庭や寡婦の方の経済的自立を支援するための貸付制度になります。

20歳未満の子どもを扶養している母子家庭の母・父子家庭の父、または寡婦の方が対象となり、様々な用途に応じた貸付が受けられます。

※都道府県によっては行っていない場合があります。

【地方自治体の住宅支援制度】

自治体の住宅支援制度には、住宅取得支援・リフォーム補助・耐震改修助成・家賃補助など、様々な種類があります。

自治体ごとに異なる制度が用意されていますので、住宅を検討される際に担当営業に一度相談してみるといいでしょう。
なお、各補助金の詳細は、自治体の窓口で確認できます。

【関連記事】2024年版!新築住宅の建築に利用できる補助金一覧と制度の概要を解説

シングルマザーが家を買うメリット

シングルマザーが家を買うメリット

シングルマザーが家を買うメリットは以下の通りです。

  • 子どもに資産を残せる
  • 間取りや内装を自由に変更できる
  • ローン完済後の費用負担が減る

家を購入することは大きな決断ですが、長期的な視点で考えるとメリットも多く、賃貸住宅にはない魅力もあります。

メリット①
子どもに資産を残せる

土地や不動産はインフレにも強く、長期的にみても価値の変動が少ない資産といえます。

自身に万が一のことがあった場合、子どもに実物資産として残すことができ、何かあった場合は売却して現金にすることもできます。

また団体信用生命保険に加入した場合、ローン契約者が他界する、もしくは重度の障害を負ったりした場合、残った住宅ローンの支払いが免除されるため、子どもに負債を負わせる必要もなくなります。

メリット②
間取りや内装を自由に変更できる

賃貸住宅では勝手に壁を壊したり、壁紙をはがしたりすることはできないことが多いかと思います。

住宅を購入するということは自分たちのものになるということなので、そのような制限がなくなります。
注文住宅の場合、家族のライフスタイルに合せて自由に間取りを決めることができます。
子どもがのびのび成長できる空間づくり・子育てしやすい家事の動線・内装イメージなどの要望をあらかじめ反映させることが可能です。

分譲住宅を購入した場合でも、模様替えやリフォームができるため、購入後に使いにくい場所を自分なりに変えていくことができます。

メリット③
ローン完済後の費用負担が減る

賃貸住宅でも持ち家でも必ず毎月住宅に関わる費用は発生します。
ただし、賃貸住宅は借りている期間は毎月家賃や駐車場代、共益費などを支払わなければなりません。

持ち家はローンが完済すれば大きな費用を払う必要がなくなります。
ローンに充てていた費用を貯金やセカンドライフなど、別のところに回すことができます。

ただし、税金・保険・住宅の維持・修繕費にかかる費用はなくなるわけではありませんので資金計画を立てることが大切です。

シングルマザーが家を買うデメリット

シングルマザーが家を買うデメリット

シングルマザーが家を買うデメリットは以下の通りです。

  • 初期費用を工面しなければならない
  • ライフスタイルの変化に対応しにくい
  • メンテナンスの手間や費用がかかる

購入後に後悔しないためにもメリットだけでなく、デメリットも確認した上で検討するといいでしょう。

デメリット①
初期費用を工面しなければならない

住宅ローンは土地や建物の金額を融資(企業や個人が金融機関からお金を借りる)するという本質を持っています。
今は諸費用分にも融資可能な金融機関が増えていますが、選んだ金融機関によっては、諸費用分を自己資金から支払う必要があります。

最終的には年間の返済額とのバランスを考えて検討した方が将来的な負担は少なくなりますが、自己資金から費用を出したくない時は金融機関選びも大切です。

デメリット②
ライフスタイルの変化に対応しにくい

転職や子どもの進学、親の介護などで住環境が変更になった場合、持ち家では売却や賃貸への転用などの手続きが発生し、時間やコストがかかってしまいます。

また、不動産は流動性が低いため、思ったスケジュールで売却できないケースも少なくありません。

他にも、広い建物で計画してしまうと管理するのが大変といったデメリットも発生します。
家を購入する際には、将来予想されるライフスタイルの変化を考慮して計画するのがおすすめです。

デメリット③
メンテナンスの手間や費用がかかる

住み続けると設備の故障や経年劣化による修繕は避けられず、修理費や交換費用が発生します。
屋根や外壁の補修・水回りのトラブル・外注対策など、維持管理には時間とお金が必要です。

賃貸であれば管理会社が対応してくれますが、持ち家では自分で手配しなければなりません。

しかし、メンテナンスやアフターフォローの対応をしてくれる住宅会社も多く存在します。
家を買う際は、引き渡し後に柔軟な対応してくれる会社を選んで購入すると、将来の暮らしに安心できるでしょう。

【関連記事】注文住宅で後悔しがちなポイント5つと後悔しない家を造るポイント5つ

シングルマザーにおすすめしたい家の間取り

家の真ん中にLDKを配置した暮らしやすい家(20坪)

女性一人暮らし向けの平屋

シングルマザーの方におすすめしたい家の間取りを考える際に、重視するポイントがいくつかあります。

女性一人暮らし向けの間取り

上記の間取りのようにLDKを家の中心に配置することで、子どもがどこにいるのか把握しやすく、家事をしながらでも様子を確認することができます。
キッチン前にカウンターを設ければ家事をしながら子どもの宿題を見ることができ、ダイニングとしても活用できます。

客間やランドリースペースなどフレキシブルに活用できるスペースを1部屋分設けておき、子どもが成長したら1人部屋に変えることもできるのでライフスタイルの変化に合わせて空間を無駄なく活用できます。

他にも家事動線を良くすることで他の部屋へのアクセスがスムーズになり、掃除や片付けなど効率的に進められます。

このように、間取りを工夫すればシングルマザーでも効率的かつ、安心して子育てできる住まいになります。

\その他の間取りプランはこちら/ シングルマザーの方におすすめしたい間取り〜ottimo! ROSA

シングルマザーが家を買う際によくある質問

シングルマザーが家を買う際によくある質問

購入時の注意点は?

シングルマザーが一軒家を買う際に注意したいポイントについては以下の通りです。

  • 収入に対する返済の負担率を上げすぎない
  • 転勤や引っ越しの可能性がないか、長期的な視点で検討する
  • 子どもの学区変更に配慮する

シングルマザーの方が一軒家を購入するには、ご自身の収入や日常的な出費の面から見て的確に予算を決めることが大切です。

また、転勤や親の介護で実家に戻るなど、家族の事情で引っ越しが必要になる場合は、購入後の対応策を考えておくと安心です。

子どもが小学生の場合は、学区が変更になり子どもに負担がかかる可能性がありますので事前に調べておくといいでしょう。
地域や子どもの学年によっては指定学区外からの通学を認めてくれることがありますが、子どもの足で通えない場合は送迎が必要になります。

シングルマザーでもローンは組める?

シングルマザーでも住宅ローンを組むことは可能です。
審査では安定した収入勤続年数等が重視され、返済負担率が適正範囲(一般的に年収の20〜30%以内)とされます。

完済時の年齢健康状態年収に対する返済の負担率など、「確実に返済できるかどうか」という視点で審査されます。

ただし、シングルマザーの場合は収入合算やペアローンが利用できないため、住宅ローン審査が厳しくなる可能性もあります。
どのような補助金が使えるのかやご自身の収入状態を確認して、将来的な資金計画を慎重に立てることが鍵となります。

賃貸のほうがお得では?

賃貸は初期費用が抑えられ、住む場所の変化に柔軟な対応ができるメリットがあります。
固定資産税や修繕費の負担がないため、月々の支出を管理しやすいのもポイントです。

ただし、家賃は継続的な支払いとなり、老後の住まい確保が課題になることもありますので長期的な安定性を見極めて慎重に判断するといいでしょう。

まとめ
シングルマザーで家を買うかどうかは慎重な判断が必須

シングルマザーで家を買うかどうかは慎重な判断が必須

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シングルマザーが家を購入・建築するかどうかは長期的な視点で考えて慎重な判断が必要です。

賃貸は身軽に住み替えが可能ですが、家賃の支払いが一生続くため、将来の収入やライフプランを考慮し、自分にとって最適な選択を検討することが大切です。
シングルマザーに限らず、ほとんどの方が家づくりに不安や悩みを抱えるものです。

まずは、どんな家が建てられるのか実際にモデルハウスなどを見学し、暮らしのイメージを沸かせることから始めてみてはいかがでしょうか。

分からないことは1人で悩まず、新たな一歩を踏み出すために、住宅のプロに相談しながら情報を集めて最適な選択をしましょう。

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