コンテンツ3

新着情報

ウォークインクローゼットとは?メリット・デメリット、収納について解説

大多数の方が設置を求めている人気のウォークインクローゼット。

しかし「みんな取り入れているから」「あったら嬉しいな」など曖昧な感覚で採用していませんか?

この記事では、「ウォークインクローゼットとは?」・「メリット・デメリットの解説」・「ウォークインクローゼットで失敗しないためのポイント!」などを詳しくご説明します。

ウォークインクローゼットとは

クローゼットの中でも人が歩いて入れる広さがあるタイプを指します。

ドアや引き戸などの扉を付けられていることが多く、独立した空間です。

ハンガーパイプや棚などが設置されているのが一般的で、パイプに衣類をかけたりできるほか、帽子・ネクタイ・アクセサリーなどをまとめて管理することが可能です。

ウォークインクローゼットには着替えられるくらいのスペースがあるので、身に付ける物をまとめておけば、あれこれ探すこともなくスムーズに身支度を終わらせることができて便利です。

ウォークインクローゼットのメリット

メリット①
収納スペースが広い

ウォークインクローゼットは、3帖~4帖の広さにすることが一般的です。

ウォークインタイプではないクローゼットの広さは1帖~2帖ですので、2倍程の収納スペースとなります。

ウォークインクローゼット内にはハンガーパイプや棚が設置されていますので、衣類はもちろん帽子・バッグ・アクセサリーなどの小物も収納することができます。

また、スーツケースなどの大きな物も簡単に収納できます。

その他にも、楽器の収納・作業台の設置・タンスなどの大型家具を設置するなど様々な物を置くことができるのが魅力です。

人が入れる空間ですので、クローゼット内に姿見鏡を設置して着替えをする方も多くいらっしゃいます。

収納スペースが広いので、部屋に荷物が出ることもなく生活感を隠せるのは嬉しいですね。

メリット②
収納物の管理がしやすい

収納スペースが広く見渡せるため、どこに何があるのかが一目瞭然です。

ハンガーパイプにかけられた衣類は、ひと目で確認することができるため探しやすいのはもちろん、収納する際もかけるだけなので家事の時短に効果的です。

大型の空間ですので、スチールラックや収納ボックスなども設置することができ、ハンカチ・ネクタイ・アクセサリーなどの小物の管理もしやすいです。

タオル・バスタオル・買い置きの洗剤などもウォークインクローゼットで管理することもできます。

メリット③
衣替えの必要もなく季節に応じた管理がラク

収納スペースが広く取れるため季節物も分けて収納することができ、煩わしい衣替えの必要がありません。

コートなどのかさばる衣類は収納ボックスにしまうよりも、ハンガーパイプにかけた方がスペースを取りにくい上、管理もラクになります。

多くの衣類や小物などがひと目で見えて把握しやすいので、急な気温の変化で必要になった際も探しやすく、身支度もスムーズに行えます。

また、季節ごとに使用する家電製品も収納できたり、雛人形・五月人形・兜など、お子様の節句などに必要な物を収納するスペースとしても活躍します。

ウォークインクローゼットのデメリット

デメリット①
広いスペースの確保が必要になる

ウォークインクローゼットを設置する場合、人が出入りできるくらいの広いスペースが必要になります。

そのため、ある程度の家の広さがなければウォークインクローゼットがあっても、ただ場所を圧迫するだけのスペースとなってしまいます。

家の設計プランと照らし合わせて、あまりにも場所を取り過ぎるようであれば、一般的なクローゼットに切り替えた方が住居スペースを広く使えます。

デメリット②
照明が追加で必要になる

日中なら照明は必要ないですが、夜間に利用する際は照明がないと暗くて中が見えないため、ウォークインクローゼット専用で照明を設ける必要があります。

照明を設置する際は、衣類などが触れる所に設置すると火災の原因になるため、設置する場所にも注意しましょう。

ウォークインクローゼットには、万が一火災になった際に燃えやすい布製品がたくさん収納されていますので、照明はLEDにするなど、なるべく発熱しない照明にする配慮が必要です。

デメリット③
収納が乱雑になる

自由に使えるスペースが多い分、収納が乱雑になってしまう可能性があります。

日頃からきちんと整理しておく習慣がないと、時間が経つにつれてクローゼット内部がゴチャゴチャになってしまいます。

物が散らかってしまうと掃除がしにくくなり、保管していたものがホコリなどで汚れてしまうこともあります。

こうした事態を防ぐためにも、物を収納する際は置く場所をしっかりと決めてから収納するのがオススメです。

ウォークインクローゼットの種類

ウォークインクローゼットの種類は大きく分けて4種類あります。

種類①:I型(アイガタ)

少ない面積でウォークインクローゼットを造りたい場合は、「I型」がオススメです。

通路の片側だけにハンガーパイプや棚を配したI型は、場所をとらずに効率よく収納することができます。

>>ほかのI型ウォークインクローゼットのお家を見る

種類②:II型(ニガタ)

壁の両側にハンガーパイプや棚を設置したのが「Ⅱ型」です。

ご夫婦で左右に衣類を分ける、シーズンで分けるといった使い方ができるのが魅力です。

>>ほかのII型ウォークインクローゼットのあるお家を見る

種類③:コの字型

十分な広さを取れる場合にオススメなのが「コの字型」です。

通路の両側の収納に加えて奥の壁の3面に収納できるコの字型は収納力があり、中心にスペースができるので着替えにも使用できます。

今注目を集めているファミリークローゼットとしてもオススメのタイプです。

>>ほかのコの字型ウォークインクローゼットのあるお家を見る

種類④:L字型

片側と奥の壁にハンガーパイプや棚のある「L字型」です。

あまりウォークインクローゼットに空間を取れない場合、より効率よく収納を行えるのがL字型です。

壁の2面をL型に使うので、奥行きが取れない場合にも向いています。

>>ほかのL字型ウォークインクローゼットのあるお家を見る

ウォークインクローゼットで失敗しないためのポイント

ポイント①
設置場所と大きさ

ウォークインクローゼットの設置場所を寝室内にすれば身支度に便利ですよね。

また玄関に設置する場合、帰宅時に上着などをすぐ脱げてしまえる利点がありますが、雨の日などの湿気対策を重点的に行う必要があります。

大きさに関しては省スペースで設置する場合、物を置くことのできない部分が増えるので、普通のクローゼットにした方がデッドスペースが少なくなります。

大きすぎると他の部屋などが狭くなるため、将来的に書斎や小部屋として使用できるような造りにしておくことも1つの方法でしょう。

一般的には夫婦2人分をしまうなら2帖、夫婦2人+子ども2人の4人分しまうなら3帖が目安となります。

場所や大きさを後から変えるのは大掛かりなので、収納する物の量や家族構成、生活スタイルをよく検討した上で、設計士などと相談すると良いでしょう。

ポイント②
ウォークインクローゼットの造り

扉については場所を取らない引き戸が便利です。

また、扉を付けずにオープンにする場合はホコリ対策をしましょう。

内部には掃除機等の充電をすることを考慮し電気コンセントがあると便利ですし、照明は全体が明るくなるような照明を選ぶことをオススメします。

また、通路の両側をハンガーパイプにする場合、通路を狭くしすぎると中での着替えが不便になり、出入りのたびに服にかさってしまい服が傷む原因となりますので、特に注意が必要です。

どんな物をどのくらい収納したいかなど、ご自身の生活スタイルに合わせた造りで使いやすくすることが何よりです。

ポイント③
湿気対策

ある意味最も重要かもしれないウォークインクローゼットの湿気対策ですが、これを怠ると収納している物やウォークインクローゼット内にもカビが生えてしまいます。

窓を設ける場合には収納物の日焼けの問題があるためカーテンを利用し、窓の方角・大きさ・位置等も考慮する必要があります。

また、窓を付けずに換気扇やガラリ(通気口)を付けるか、上述したように扉を設置しないのも1つの方法です。

手軽なのは除湿剤やサーキュレーターを利用したりする方法もありますが、いずれにせよ物を詰め過ぎずにこまめな換気を行うことが1番でしょう。

弊社では壁や天井に珪藻土を使用することが可能ですので、ビニールクロスで仕上げるよりも湿気対策になります。

>>こちらのお家のすべての写真を見る

まとめ

ウォークインクローゼットを造る際は、広さやレイアウトなど注意すべきポイントがいくつかあります。

各部屋に分散して細かい収納が欲しい方や、ウォークインクローゼットのように一箇所に物を固めて収納したい方など、ライフスタイルはご家庭によって様々です。

理想の収納や施工例を見ながら、「こういうウォークインクローゼットが欲しいな」「ここまで大きな棚は、いらないかな」といった形でご自身のライフスタイルと、施工例を見比べてみると新しく見えてくるものがあるかもしれません。

人それぞれで使い勝手が良いと感じるポイントは異なりますので、よく検討して快適なウォークインクローゼットを造ってくださいね。

\ウォークインクローゼットをお考えの方におすすめの記事/
【関連】高気密・高断熱住宅で後悔しないためのポイント3選
【関連】自然素材の家の魅力とは?メリット・デメリットまとめ
【関連】珪藻土を塗り壁材に使う魅力を徹底解説
【関連】造作家具か市販家具で迷っている方必見!メリット・デメリットまとめ
【関連】シューズクロークとは?メリット・デメリットや失敗しないための注意点をご紹介