工事期間中に施主様は現場見学ができます。
今まで設計士と一緒にマイホームの図面や仕様などを色々考え、遂に着工!これから夢のマイホームが形になっていくのを見るのはワクワクしますね!
ただ、工事現場は危険なことも多いため、現場の職人さんも細心の注意を払って工事を進めています。
できれば、突然現場に訪れるよりも、事前連絡をいただいてからの方が危険の少ない状態で迎えてもらいやすくなります。
そこで今回は、現場見学時の注意点や見学に行くタイミングについてお話したいと思います。
工事期間中の現場見学には事前に連絡が必要?
タカトーホームの場合、事前連絡は基本的に不要です。
いつでも現場に来ていただいて大丈夫なのですが、注意点がございます。
上棟し、サッシや玄関ドアが付いた後は大工さんの道具や資材を管理するために鍵をかけて管理しています。
そのため、日曜日の作業休止時や大工さんが他の現場に手伝いにいって不在になっていると室内に入れません。
そうならないために、お手数でも事前に作業しているかの確認をしていただいてからの方が、行ってみてがっかりする事がないと思います。
また、外に足場がかかっている場合は転落事故が起きた際に大変な事態になりますので、絶対に上らないようご理解・ご協力のほどお願いいたします。
現場見学の際には差し入れを持っていくべき?
見学の際に差し入れを持ってきて頂けるのはとても嬉しいことなのですが、作業人数を把握したり、休憩時間に持って行ったりと、お客様の負担が多くなりますので必要ないと思います。
差し入れがないからといって不機嫌になる職人もおりません。
どうしても…という場合は、そのお気持ちを職人はとても喜びますので是非渡してあげてください。
飲み物を箱で置いておくと毎回持って行く必要もなく、職人も好きなタイミングで飲めますので良いと思います。
リモートで現場見学は可能?
現在リモートワークが盛んになり、様々なお打ち合わせなどもオンラインで行うことが増えてきました。
しかし、どのお打ち合わせも対面にはかないません。
もちろんそれは、現場見学も同様です。
スマートフォンの小さい画面で見るとよく見えないだけでなく、双方の電波状態も関わってきてスムーズなご案内ができない可能性があります。
やはり少しおっくうでも現場に足を運んでいただき、ご自身の目で体感し確かめていただくことをオススメします。
建築途中の段階は、その時を逃したら見られなくなる貴重な工程ばかりです。
ぜひ現地まで足を運んでいただいて想い出の一つとして刻んでいただけたらと思います。
現場見学オススメのタイミングは?
タイミング①
現場の休憩時間(10時、12時、15時)
職人が作業している最中よりも休憩しているときの方が良いでしょう。
直接話ができるチャンスでもあります。
また、案内をしてもらえたりと現場をゆっくり見ることができます。
タイミング②
基礎工事が終わった時
更地の状態から比べると建物の配置も分かり易く、大きさも分かるようになってきます。
また、なんとなく間取りも分かってくるのがこのタイミングです。
建物が建たない場所も目視できますので、外構工事のイメージもできるようになります。
タイミング③
上棟後
間取りが分かり、広さが明確になります。
また、立体になる工程なので家の全貌が明らかになってきてワクワクするのがこの頃です。
現場見学の中でも是非見に来ていただきたい工程です。
上棟式や電気配線チェックを行う場合は、この段階の建物を監督と一緒に見ることが可能です。
タイミング④
大工工事終了後
外壁工事も終了しており、内部はドアまで付いているので生活のイメージができます。
家具や家電をどうするのか、カーテンはどこにつけるのか、どんな雑貨やグリーンを飾ろうか…などなど、具体的に考えられる時期です。
また、足場もなくなりますので外構工事の計画も本格的に動き出せます。
現場見学では何を見るべき?
ココをCheck!①
建物の配置と広さ
地縄や基礎ができると敷地の残りの広さが分かってきますので、駐車場の位置・物置の位置・庭になる広さ・障害になるものを見ておくと外構を含めた家全体のイメージができます。
ココをCheck!②
スイッチやコンセントの位置
当社では上棟後、断熱材施工前に電気の位置の確認を現場でお客様立会いの下行います。
生活を具体的にイメージしていただいて、スイッチ・コンセント・照明などの位置の最終確認です。
デスクのどの位置にコンセントが付くかなど細かい寸法の打ち合わせとなります。
住んだあとにコンセントが足りない、スイッチが使いづらいなどが無いように必ず確認しておきましょう。
ココをCheck!③
全体的な配色
現場でのことではないですが、設計士との打ち合わせの中で色を決める打ち合わせがあります。
設計打ち合わせ時は細かい部分まで決めていきますので、「頭が混乱してきた…」と聞くこともしばしばあります。
そうなると、1箇所の部分に気を取られてしまい、全体のバランスがとれていない配色に陥りがちです。
設計士が良くなるように導いてくれますので、話はよく聞いて決定した方が完成時にまとまりがある家になります。
ぜひ肩の力を抜いて、家全体を俯瞰して見るようにしましょう。
これから家を建てる方にお伝えしたいこと
地鎮祭が終わり、工事が始りますと今まで考えた図面を形にしていく工程となります。
図面の段階で「着工してから変更すればいいかな…」と考えていると、着工してから大変なことになってしまいます。
基本的には詳細設計がそのまま完成いたしますので変更する可能性がある箇所は詳細設計の段階で設計士によく相談をし、納得の上で進むようにしていきましょう。
あとは、家づくりは一生の思い出になる出来事なので現場見学を楽しんでいただきたいと思います。
まとめ
工事期間に入ると、それまで描いてきた図面が目に見えるカタチになり、今まで図面を見てイメージしていたものとの相違や新たなアイディアが湧いてくるなど、変更したい箇所も出てくると思います。
しかし着工前に申請した図面通りに造らなければ、補償の付かない家になってしまいます。
工事中に、“イメージと違う”とならないように、詳細設計期間中に立体パースなどで、担当者と完成形のイメージに相違がないかをしっかりと確認しておきたいですね。
タカトーホームでは、それらのイメージ共有がしっかりと確認できるよう打ち合わせをしています。
楽しんで家づくりをしていきましょう。
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