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35坪のおしゃれな間取り例3選!家づくりのポイントと注意点も解説

35坪の家を検討して、「実際にはどれくらいの広さなの?」「おしゃれな間取りを知りたい」と考える方も多いでしょう。

35坪あれば夫婦2人はもちろん、家族3〜5人でも快適に暮らせる広さのため、使い勝手がよく人気を集めています。

ただし、適当に間取りを決めると、入居してから「生活しづらい」と後悔するケースもあるので注意が必要です。

そこでこの記事では、35坪の家について、広さやおしゃれな間取り例を紹介します。

35坪の家づくりのポイントも解説するので、参考にしてください。

35坪の家はどれくらいの広さなの?

35坪の家を平方メートルと帖で表すと、以下の通りです。

  • 約116㎡
  • 約70帖

間取りにすると3LDKまたは4LDKが可能で、つまりリビング・ダイニング・キッチンに加えて、例えば和室・主寝室・子ども部屋2つなどの家ができます。

なお、35坪は注文住宅のなかで一般的な広さであり、住宅金融支援機構の調査結果は以下の通りです。

注文住宅住宅面積(全国平均)坪数
土地購入なし122.8㎡約37.1坪
土地購入あり111.5㎡約33.7坪

注文住宅の坪数は全国平均で33〜37坪で、35坪は平均的といえます。

引用元:住宅金融支援機構|2022年フラット35利用者調査

35坪の家がおすすめな世帯や人数

35坪の家がおすすめな世帯や人数は、以下の通りです。

  • 夫婦2人
  • 夫婦と子ども2〜3人の合計4〜5人家族

35坪の場合には主寝室のほかに子ども部屋を2〜3つ設けることが可能で、家族4〜5人でも快適に暮らせます。

子どもそれぞれに居室があると、思春期を迎えた際にもプライバシーを確保できるので便利です。

夫婦2人のケースでは、趣味の部屋や書斎などを取り入れられるため、充実した生活を送れます。

35坪あれば室内にペットのゲージを置くなど専用スペースを設置しても、ストレスなく生活できるでしょう。

土地の広さについて家族構成別に知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

35坪のおしゃれな間取り例3選

35坪のおしゃれな間取り例として、以下の3つを紹介します。

  1. 三角屋根がかわいい、中庭とパントリーのある2階建ての家
  2. 吹き抜けリビングと段差を楽しむダイニングのある2階建ての家
  3. 家にいながら「外を楽しむ」アウトドアリビングのある平屋

間取りについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

間取り例①
三角屋根がかわいい、中庭とパントリーのある2階建ての家

この家は中庭のある2階建てとなっており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 中庭を設けてLDKに開放感を演出している
  • 玄関ポーチから中庭を通って室内に移動できる

LDKやキッチン前の小上がりは中庭に面していることから採光性が高く、開放感を感じながら生活できます。

玄関ポーチから中庭を通って室内に移動できるため、アウトドアを楽しむ際や買い物の荷物を搬入する場合にも便利です。

また、洗面脱衣室と中庭の外干しスペースが近い間取りで、効率よく洗濯できます。

間取り例②
吹き抜けリビングと段差を楽しむダイニングのある2階建ての家

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この家では吹き抜けを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 吹き抜けによって空間を広く見せている
  • ランドリールームとウォークインクローゼットが近い

リビングに吹き抜けを採用したことで空間を広く見せつつ、開放感を感じられます。

ダイニングは板張りにしており、空間にメリハリが生まれているのも魅力です。

ランドリールームとウォークインクローゼットが近く、洗濯・乾燥・収納の流れをスムーズにできます。

間取り例③
家にいながら「外を楽しむ」アウトドアリビングのある平屋

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この家ではアウトドアリビングを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 外からの視線を気にせずにアウトドアリビングを楽しめる
  • 生活動線に優れた間取りで家族全員が暮らしやすい

アウトドアリビングは四方を壁に囲まれており、外からの視線を気にせずにバーベキューなどを満喫できます。

ファミリークローゼット・LDK・玄関が近い間取りなので、外出前や帰宅後の準備・着替えがスムーズです。

また、玄関には造作手洗いを設置していることから、リビングに入る前に忘れず手を洗えます。

35坪の家づくりのポイント5選

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35坪の家づくりのポイントは、以下の5つです。

  1. 総二階にする
  2. 回遊しやすい動線を取り入れる
  3. 水回りは一箇所に集める
  4. 居室と収納スペースのバランスをとる
  5. 天井を高くして開放感を出す

ポイントを押さえておけば、理想の家を実現できるでしょう。

ポイント①
総二階にする

延床面積が同じでも階数が多いほど必要な敷地面積が少なくなることから、限られた土地に建てる場合には総二階がおすすめです。

総二階とは、1階と2階の面積が同じ建物を指します。

住宅を建てるには、敷地面積に対して建物・延床面積の占める割合が一定の数値を満たす必要があり、詳細は以下の通りです。

名称内容条件
建ぺい率敷地面積に対する建築面積の割合30~80%
容積率敷地面積に対する延床面積の割合50~500%(商業地域を除く)

同じ延床面積で平屋と2階建てを比較すると、2階建てのほうが建築面積が小さいため必要な敷地面積も少なく済みます。

また、正方形や長方形などの総二階は、シンプルな構造なので耐震性や耐久性が高いのもメリットです。

ポイント②
回遊しやすい動線を取り入れる

家族全員が暮らしやすい生活動線や家事動線を意識した間取りにすると、入居してからもストレスなく過ごせます。

効率のよい生活を実現するには、回遊しやすい動線を取り入れるのがおすすめです。

回遊性の高い間取り例は、以下の通りとなります。

  • 玄関・リビング・キッチン・洗面室をぐるりと回れる間取り
  • リビング・キッチン・洗面室・クローゼットをぐるりと回れる間取り

「来客時にクローゼットや洗面室が見えるのが心配」といった場合には、ロールスクリーンで仕切るとプライバシーの確保が可能です。

ポイント③
水回りは一箇所に集める

キッチン・ランドリールーム・浴室などの水回りを一箇所に集めると、家事効率がアップします。

それぞれを隣合う間取りにすれば、料理をしながら洗濯をするなど、同時進行で家事をこなせるのがメリットです。

また、ファミリークローゼットも近い間取りにしておくと、洗う・干す・収納するの一連の流れを短時間に済ませられます。

ポイント④
居室と収納スペースのバランスをとる

家全体をすっきりさせるためにも、居室と収納スペースのバランスをとることが重要です。

パントリーやクローゼットなど収納スペースが不足すると、リビングやキッチンなどに物があふれて家族のストレスになりかねません。

収納スペースを確保した場合には、リビングを中心に収納家具を置く必要がなくなり、空間をコンパクトにしても広く見せられるのが魅力です。

ただし、収納スペースを広くしすぎると居室が狭くなるので、収納したい物の量に合わせたサイズにしてください。

ポイント⑤
天井を高くして開放感を出す

窮屈さや圧迫感を感じさせない35坪の家を目指す場合は、天井を高くして開放感を演出しましょう。

天井を高くすることで高所に窓を取り付けられるため、効率よく採光して部屋全体を明るくできます。

デザイン性を高くしたいのであれば、吹き抜けやリビング階段も検討してみてください。

吹き抜けを取り入れると、1階と2階がつながるので家族の存在も感じやすくなります。

35坪の家づくりの注意点

35坪の家づくりにおける注意点は、以下の通りです。

  • 平屋の場合には土地の広さに気をつける
  • ライフスタイルや家族構成に合うか検討する
  • 間取りの優先順位を決める

平屋で建てる場合には、建ぺい率の要件を満たすためにまとまった土地の広さが必要になるので、土地代も踏まえて考えましょう。

土地の取得費用が安ければ平屋も検討できますが、2階建てをメインで考えるのがおすすめです。

35坪の家は一般的ではあるものの、決して広くはないことから、ライフスタイルや家族構成に合うか検討してください。

また、間取りや空間の優先順位をつけておくと、家づくりがスムーズに進みます。

注文住宅で後悔したくないと考える方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】注文住宅で後悔しがちなポイント5つと後悔しない家を造るポイント5つ

35坪の家づくりをするならタカトーホーム

35坪の家づくりをするなら、タカトーホームがおすすめです。

家事動線や収納に優れた「cocokara(ココカラ)」では、26〜36坪の家の大きさに合わせて価格を設定しています。

「明瞭な価格設定で安心して家づくりを進めたい」という方は、cocokaraをご覧ください。

また、タカトーホームではお客さまの理想を実現するフルオーダースタイルの商品「RasiCras(ラシクラス)」も提供しています。

「家族団らんを充実させたい」「家事動線にこだわりたい」と考える方は、RasiCrasをご覧ください。

まとめ
35坪の間取り例を踏まえて理想の住まいをイメージ

35坪の家は平方メートルや帖で換算すると、約116㎡もしくは約70帖の広さであり、国内では一般的な広さです。

間取りにすると3LDK〜4LDKにする傾向にあり、夫婦2人もしくは家族4〜5人で暮らすのに最適な広さとなります。

理想の家を実現するには、施工事例やモデルハウスなどから具体的にイメージすることが重要です。

実際に住宅を見学したい方や相談したい方は、イベントまたはショールームにぜひお越しください。

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