住宅購入を進めるうえで、補助金や支援制度を上手に活用することは、予算の負担を軽くしながら理想の住まいに近づく大きな助けになります。
物価高が続く今、理想の住まいづくりを後押ししてくれる「住宅補助金」を活用しない手はありません。
一方で、「自分は対象になる?」や「いくらもらえる?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、2026年最新の群馬県や各自治体が実施するお得な補助金・助成金制度をわかりやすく解説します。
条件や申請のコツを押さえて、賢くお得に快適なマイホームを手に入れましょう。

群馬県で家を建てる際に利用できる県の補助金一覧【写真】

群馬県では、住宅の省エネ化や再エネ導入を促進するため、複数の補助制度を用意しています。
代表的なものは以下の2つです。
・住宅用蓄電池導入支援事業費補助金(2026年度分は7月20日に受付終了済)
・ぐんまゼロ宣言住宅促進事業
これらは国の補助金(例:ZEH支援事業、みらいエコ住宅2026など)と併用できる場合が多く、県独自の支援を加えることで、より大きなメリットを得られます。
住宅用蓄電池導入支援事業費補助金
群馬県が、家庭で使う蓄電池の導入費用をサポートしてくれる補助制度です。
停電時の備えや電気代の節約につながる蓄電池を、より導入しやすくするための支援です。
太陽光発電と組み合わせることで、停電時の安心や電気代削減につながるため、近年人気が高まっています。
(2026年は7月20日に受付終了済)
| 対象 | 県内の住宅に蓄電池を設置する個人 |
| 補助額 | 蓄電池の容量に応じて補助(例:1〜2万円/kWh) |
| 上限額 | 最大10〜20万円程度 |
| ポイント | 国の蓄電池補助と併用できる年度もあり、セットで使うと負担軽減が大きい |
災害対策として蓄電池の需要が高まる中、群馬県独自の支援は非常に魅力的です。
ぐんまゼロ宣言住宅促進事業
群馬県が、環境にやさしい家づくりを広げるために設けている補助制度です。
省エネ性能の高い“脱炭素住宅”を建てる人をサポートする仕組みです。
断熱性能の向上や再エネ導入を行う住宅を対象に、県が補助を行います。
| 対象 | 県が定める省エネ基準を満たす新築住宅 |
| 補助額 ※供給事業者(工務店等)向け | 供給事業者(工務店等)が、ぐんまゼロ宣言住宅を供給する際の県産木材の使用量に応じて補助を行います。 補助額 : 12,500円/㎥ |
| 補助額 ※子育て世帯向け | 「ぐんまゼロ宣言住宅」を取得する「子育て世帯(※注)」に対して補助を行います。 ※注)2027年3月31日時点で18歳以下となる子と同居している世帯。 補助額 :50,000円/世帯・戸 |
| 申請期間 | 2026年4月1日 〜 2027年1月30日 |
| 特徴 | 国のZEH補助金と併用できるケースが多く、総合的な支援が受けられる |
「ぐんまゼロ宣言住宅」は、県が掲げる脱炭素社会の実現に向けた取り組みであり、今後も継続的に強化される可能性があります。
群馬県の自治体独自で実地している住宅補助金制度

群馬県内の各市町村では、新築・購入・リフォーム・省エネ・脱炭素設備・移住・新婚世帯向けなど、多様な独自の住宅補助金・助成金制度を実施しています。
主に近隣都市として桐生市および太田市の2つの支援制度について、それぞれの最新の概要と詳細な条件をご紹介します。
どちらの制度も「契約前または着工・取得前」の事前申請・相談が基本となりますので、検討の際は必ず各市役所の担当部署へご確認ください。
【太田市】太田市移住者まちなか住宅取得支援金
東京圏からの移住を促進し、コンパクトシティ(※)構想に基づく「居住誘導区域」への定住を推進するための支援制度です。
※コンパクトシティとは…都市の機能を中心部に集約し、効率的で持続可能なまちづくりを目指す都市構造のことです。
〈補助内容〉
| 基本支給額 | 10万円 |
| 加算額 | 18歳未満の子がいる世帯20万円加算 (人数問わず一律、ただし 加算しても総額は30万円が上限) |
〈主な対象条件〉
| 基本移住元 | 転入する直前の10年間のうち通算5年以上、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住していたこと |
| 建築・購入場所 | 太田市が指定する「居住誘導区域内」であること(立地適正化計画に基づく対象エリア) |
| 取得時期 | 太田市への転入前1年以内 または 転入後2年以内に住宅を取得(所有権移転等)していること |
| 定住意思 | 太田市に5年以上継続して居住する意思があること |
| 用途 | 申請者自らが居住するためのマイホームであること |
| 税制 | 市税の滞納がないこと |
【桐生市】きりゅう暮らし応援事業補助金
桐生市外からの移住者が市内に住宅を新築・購入する際の費用を助成する制度です。
〈補助内容〉
| 基本補助 | 住宅取得費の 3%(上限 30万円) |
| 最大補助額 | 基本補助 + 加算補助の合計で 最大200万円(住宅取得費の10%又は200万円のいずれか低い方が適用) |
〈加算内訳〉
| 若者加算 | 東京圏から転入した年齢が40歳未満の場合1世帯につき➔ 80万円 |
| 子ども加算 | 18歳未満(または中学生以下)の同居子ども1人あたりの場合➔ 20万円 |
| 誘導区域加算 | 居住誘導区域、または新里町・黒保根町の生活拠点に住宅を取得する場合➔ 20万円 |
| 市内業者加算 | 市内施工業者を利用して新築する場合➔ 20万円 |
| 空き家・空き地バンク加算 | 対象区域内の登録物件を購入する場合➔ 20万円 |
| 通勤加算 | 電車定期券を利用して東京圏(一部対象地域)へ通勤する場合 ➔ 20万円 |
〈補助対象条件〉
| ・取得した住宅の所有者であること(共有名義の場合は代表者1名) |
| ・2026年4月1日以降に住宅を取得(建築または購入)した人 |
| ・桐生市への転入日前の過去2年の間に、市の住民基本台帳に記録されていないこと |
| ・転入日から起算して2年以内に取得した住宅に居住を開始し、市の住民基本台帳に記録された人 |
| ・補助金の申請日から5年以上定住することを誓約できる人 |
| ・住宅に住む人全員に市税の未納がないこと |
| ・住宅に住む人全員が暴力団員等でないこと |
| ・過去にこの補助金や類似の住宅取得応援事業の交付を受けていないこと |
〈対象住宅の主な基準〉
| ・個人が所有し、自己の居住用であること(賃貸は対象外、専用住宅または併用住宅など) |
| ・延床面積(壁芯)が50平方メートル以上であること |
| ・現行の耐震基準に適合していること(中古住宅の場合は昭和56年6月1日以降の確認済証等があることなど) |
| ・所有権の保存/移転登記が完了していること |
※詳しくは市のHPをご確認ください。
群馬県で住宅補助金を活用する際の注意点

1.必ず「契約・着工・購入の前」に事前申請する
多くの制度では、工事契約や着工、物件引渡し前の事前申請が必要です。
事後申請は一切認められないため、全体の進行スケジュールを必ず事前に確認しましょう。
2.予算上限に達し次第、即座に早期終了する
補助金には自治体ごとに予算上限があります。
公募期間内であっても、申請額が予算枠に達した時点で受付が即締め切られます。
検討を始めたら、一刻も早い申請が鉄則です。
3.地域の施工業者の指定条件を必ず確認する
「県内、または対象の市町村内に本社を置く地元の施工業者」による工事を条件とするケースが非常に多いです。
依頼したい業者が条件を満たしているか、契約前に必ず確認をしてください。
4.国や他の補助金との重複・併用不可に注意する
同一の工事に対して、国の補助金と自治体の補助金を重複して受け取ることは原則不可能です。
どちらを利用する方が総額でお得になるか、事前によくシミュレーションを行いましょう。
まとめ:補助金を活用して群馬県で賢く家を建てよう

群馬県で家づくりを進める際には、住宅補助金を上手に活用することで、費用の負担をやわらげながら計画を進めやすくなります。
建築コストが高騰している今、補助金や助成金は家づくりを支えてくれる心強い制度です。
ただし、どれほどお得な制度であっても「必ず契約や着工の前に申請する」・「地域の指定施工業者を選ぶ」といった正しいルールを網羅しなければ、受け取ることができません。
また、各自治体の予算枠には上限があり、先着順で締め切られる点も忘れてはいけない重要なポイントです。
理想の住まいを建てる第一歩は、正しい情報収集から始まります。
自分が対象となる制度を早めにリサーチし、スケジュールに余裕を持って計画を進めましょう。
本記事の注意点やコツを参考に支援制度をフル活用し、賢くお得に、家族全員が笑顔で暮らせる最高のマイホームを群馬県で叶えてください。
タカトーホームでは、最新の補助金・助成金情報をふまえた資金計画のご相談や、自然素材にこだわった家づくりの資料請求をお届けしています。
ご相談や資料請求は資料請求・お問い合わせページより、お気軽にお申し込みください。
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この記事の監修
タカトーホーム 設計部 係長
役職
係長
保有資格
二級建築士/応急危険度判定士ほか
和モダン住宅の平屋など、デザインと暮らしやすさを両立させた設計を得意としています。
「扱いやすく、住みやすい」住まいをテーマに、暮らす方に寄り添った設計提案を心がけています。













