コンテンツ3

新着情報

珪藻土をDIYで壁に塗る方法・失敗しないポイント

DIYで珪藻土を塗ることに対して、皆様は難しいイメージをお持ちですか?

これからご紹介させていただく事を参考にして、愛着の湧く素敵な空間を作ってみませんか?

珪藻土で壁を塗る際に必要な道具

□ブルーシート

□タッカー 

□シーラー

□養生テープ 

□マスキングテープ

□撹拌機 

□コテ(塗りにくい場合はローラーでも可)

□ヘラ

□盛り板

□バケツ

※バケツは、珪藻土と水をバケツの中に入れて、混ぜる時に使用します。

普通のバケツでも代用可能ですが、撹拌機で混ぜる際に傷つき、場合によっては割れてしまう事があるので、「強靭(きょうじん)バケツ」をオススメします。

また、下地が石膏ボードクロスかによって上記以外で必要なものがあります。

☆石膏ボードが下地の場合

□パテ

下地が石膏ボードの場合、ビスの穴を塞いだり石膏ボードの継ぎ目・入隅などにパテ処理をして、珪藻土の割れを防止するためです。

※入隅とは…壁と壁、壁と柱など、2つの面が交わった際にできる建物の窪んだ部分(内側)のこと。

☆既存クロスが下地の場合

□タッカー

既存クロスの剥がれなどがある場合に、クロスを固定するためです。

□パテ

クロスが破けてしまっているなどの場合は段差が生まれる為、つなぎ目にパテをして平らにする必要があります。

珪藻土をDIYで壁に塗る方法

〈STEP_1〉

汚れないようにブルーシートを敷きます。

〈STEP_2〉

既存クロスの剥がれがないか確認し、剥がれている場所はタッカー等で固定してください。

〈STEP_3〉

シーラー処理を行います。

珪藻土の剥がれ落ちや、アクの浮きだしを防ぐために、基本的に2回塗りを推奨しています。

いずれも、商品パッケージに書いてある方法を守って行うようにしましょう。

※シーラーとは、塗料などを塗る際に使う下処理剤で、浮きや剥がれなどを防止する為の大切な役割があります。

(シーラーといってもモルタルやコンクリートなどの種類があるので、必ず珪藻土の施工に適したシーラーを選びましょう。)

〈STEP_4〉

余分な所が珪藻土で汚れないように、珪藻土を塗る壁の周囲をマスキングテープで養生していきます。

〈STEP_5〉

珪藻土を練っていきます。

Y

〈STEP_6

コテ(またはローラー)とヘラを使ってパテ処理をします。角を塗る際にヘラを使うと塗りやすいです。

〈STEP_7〉

いよいよ珪藻土を塗る作業になります。

まず、珪藻土を塗る分だけ盛り板に乗せます。

乗せすぎると落ちてしまいますので、取る量に注意してください。

〈STEP_8〉

コテを使って珪藻土を上から順に塗っていきます。

強く押し付けすぎずに進行方向を少し浮かして塗るのがコツです。

〈STEP_9〉

珪藻土が塗れたら、養生テープやマスキングテープを全て剥がします。

※乾いてしまってからだと、剥がす時に付近の珪藻土がバラバラと崩れて汚くなる可能性があるため、できるだけ早めに剥がすことをオススメします。

〈STEP_10〉

珪藻土を乾かしたら完成です!

塗る量や塗る範囲にもよりますが、乾くまでに3日~4日はかかります。

DIYをする上での注意点

珪藻土は基本どんな壁の上からでも塗れますが、次の点に気を付けてください。

・湿気の多い壁やヒビ割れの壁(クロス含む)

手直しが必要になってしまうため

・下地の処理をしっかりする

砂壁や土壁が崩れている所などは特に下地処理が重要です。

手で触れるとボロボロと落ちる場合は、キレイに取り除いてからパテ処理を行ってください。

・天井などはなるべくDIYでは塗らない

天井に塗ることで部屋の雰囲気は一気に変わりますが、施工中に珪藻土が目に入り、ケガをする場合もありますので専門の職人さんにお任せしたほうがいいと思います。

まとめ

最近、DIYブームでホームセンターやネット販売等で色々な物が購入できる様になってきています。

自分で考えながら準備をして、手間を加えながら作っていき自分オリジナルを完成させるのは、思い入れが強くなり楽しい時間が過ごせる事でしょう。

仕上りはさすがにプロのようには及ばないのと、手間と時間が掛かってしまいますが、費用が抑えられるメリットと何より楽しい時間と達成感は素晴らしいと思います。

家で過ごすことが多いこの時期に、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか!

 \あわせて読みたい関連記事/

【関連記事】珪藻土を塗り壁材に使う、メリット・デメリットまとめ

【関連記事】【比較表付き】 珪藻土と漆喰の違いを分かりやすく解説!