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【20坪】老後(シニア世代)も暮らしやすく、おしゃれな平屋の間取り4選

「子どもが独立したから、維持管理がしやすいコンパクトな家に住み替えたい。」
「未来を見据えて、バリアフリーに配慮した平屋の家に住みたい。」
子育てが一段落し、仕事も引退して、これからは夫婦二人の時間を大切にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

未来を自分たちらしく暮らすために、必要なものだけを詰め込んだコンパクトでスッキリした生活動線や階段の上り下りがなくバリアフリーにも配慮した平屋の家を選ぶ方が増えています。

この記事では、「シニア夫婦二人のセカンドライフ」を存分に楽しむための平屋の家について、間取り例やメリットなどをご紹介します

タカトーホームでは、平屋の個別相談会を随時開催しています。個別相談なので「周りの人にあまり聞かれたくない」という方でも安心してご相談いただけます。
お客様それぞれに合ったスピードでサポートさせていただきますのでご安心ください。まずは理想の平屋のカタチをお聞かせください。

シニア夫婦二人で住む平屋の坪数の目安

いざ夫婦二人で平屋の家に住もうと思っても、坪数はどのくらい必要なのか、どんな間取りにしたら良いのか分からないことだらけですよね。
まずは、どのくらいの坪数があれば二人で快適に暮らすことができるのか一般的な目安を基に考えてみましょう。

二人暮らしの場合、コンパクトな家で20坪~24坪、大きめな家で28坪~30坪くらいの家を建てるご夫婦が多いようです。
また、それぞれの寝室・LDK・洗面脱衣室・浴室・トイレを用意した2LDKの大きさがあれば、必要最低限の部屋を確保することができます。

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延床面積20坪の広さはどのくらい?

20坪の広さとは、畳でいうと40枚ほどの広さになります。
畳2枚で1坪、面積で例えると約66㎡です。

実際にどれくらいの広さなのかと言うと、例えば学校の教室は一般的に66㎡で造られており、ちょうど40畳くらいの広さになります。

または、バレーボールコートが一般(中学生以上)で1面『長さ18m×幅9m=162㎡』ですので、その半分だと『長さ9m×幅9m=81㎡』となり、畳で換算すると49畳ほどになります。
バレーボールコートの半面の中にすっぽりと家が収まってしまうくらいの大きさをイメージするとわかりやすいかもしれません。

【関連記事】コンパクトな平屋のメリット・デメリットは?おすすめな人と施工事例も解説

【20坪台】シニア夫婦におすすめのおしゃれな平屋間取り例

では、実際の暮らしを想像しながら、シニア夫婦二人暮らしにおすすめな、弊社で人気の間取り例を見ていきましょう。

《広い室内干しスペースを設けた、日当たりの良い明るい家 (27坪) 》

ご夫婦が長い時間滞在するLDKは南側に設け、たっぷり日が差し込む明るい空間に仕上げました。

LDKの隣に設けた、洗面脱衣室兼ランドリースペースは6.5帖と十分な広さを確保しました。
雨の日や外からの視線が気になるものを室内干しする際に大活躍することはもちろん、洗濯機から出した洗濯物をそのまま干すことができるのも嬉しいポイントです。

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《リビングと寝室を近くに配置した行き来のしやすい家 (27坪) 》

LDKを家の中心に配置することで寝室・水回り・玄関へ行き来のしやすい間取りになっています。

2つある寝室のうち1つの寝室は7帖と広めに造っているため、お子様やお孫様たちが遊びに来た際に使ってもらうにも最適です。

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《ゆとりを持った設計で毎日を快適に送れる家 (27坪) 》

LDKから各部屋へ通じるホール・玄関・洗面脱衣室などは、将来車いすや杖をつきながらの生活になった場合にも、配慮したゆとりのある設計にしました。

また広々とした洗面脱衣室は室内干しもでき、そのまま外干しスペースへ出られるため家事の時短になります

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《収納力のある広々とした2WAY玄関のある家 (27坪) 》

2方向から行き来のできる玄関は広々とした造りに。
また、たっぷり収納できる土間収納を設けることで玄関がスッキリし、急な来客時でも慌てて片付けることなく安心してお客様を迎えることができます

LDKから出し入れができる納戸や、それぞれの寝室にクローゼットを設けたりと、趣味の物や洋服などをたくさん収納できるため、買い物好きなご夫婦におすすめの間取りです。

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【関連記事】平屋の実例集~理想の平屋づくり~ | 間取り図付き

老後に20坪台の平屋を建てるメリット

《メリット1》
階段や段差が無く怪我のリスクを下げられる

若い頃は苦にならなかった階段も、歳を取るにつれて少しずつ大変と感じる方は多いと思います。

2階建てだと掃除はもちろん、使っていなくても建物を長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要となります。
足腰が不自由な状況で我慢しながら階段の上り下りをしてしまうと、転倒してしまう危険もあり、それが大怪我に繋がる可能性もあります。

現代の建物はバリアフリーの建物が多く、玄関以外はすべて段差が無い家づくりも可能となっています。
日本の文化だと玄関で靴を脱いで部屋に入りますので、段差を低く施工することによって老後の住みやすさは変わってくると思いますし、手摺りを付ければより安全に生活できます。
部屋の移動でもちょっとした段差で不便な思いをすることは考えられますので、極力段差の無い家づくりがおすすめです。

お子様が巣立った後にセカンドライフを過ごす新築を検討される場合は、怪我のリスクが下がり維持もしやすく無駄のないコンパクトな平屋がおすすめです。

弊社では平屋の施工物件も多く、プランも多数用意しておりますのでご検討の際はぜひご相談ください。平屋の施工事例を見たい方は、施工例ページをご覧ください。

《メリット2》
メンテンスがしやすい

新築が完成すると喜びやこれからの楽しみで、今後のメンテナンスの事をすぐに想像するのは難しいと思いますが、経年劣化は避けて通れない部分となります。

家は1年中、私たちを風雨・寒暑から守り、快適な生活をさせてくれますのでメンテナンスは必要不可欠となります。
部屋の中の掃除はもちろんですが、定期的に色々な部分の確認をすることによって不具合などが早めに発見でき、被害も少なくできると思います。

メンテナンスにおいて平屋と2階建てで1番変わるのが、外部の足場組み工事の費用になります。
2階部分の外部や屋根をメンテナンスする場合は、施工性・安全性を考えて足場を組む必要があります。
一方で平屋は、足場を組まなくてもメンテナンスが可能だったり、ハシゴで屋根の上に上がれる場合もあるため、費用を抑えられるメリットがあります

高い部分での不具合が起きてしまった場合でも、ハシゴでの作業でしたら修理のスピードも変わってくるでしょう。
その場ですぐに修理できれば被害を最小限に抑えられるので安心感もあります。

どんな建物でもメンテナンスは必要不可欠なものですので、ご自身でできるメンテナンス・専門業者に依頼するメンテナンスのどちらを考えても平屋の方がメリットは大きいと思います。
歳を重ねるとご自身で高い部分に上がるのは危険な作業になり、大怪我にも繋がってしまいますので、そんなリスクを少なくするためにも老後の生活は平屋がおすすめです。

《メリット3》
生活がしやすい

長年勤めてきた仕事を引退し、比較的自由な時間が取れるようになったシニア世代の方は、家の中でくつろぐ時間も多いと思います。

平屋は2階建てのように上下階での生活スタイルでは無くなりますので、常に家族とのコミュニケーションがとりやすく、繋がりが感じられると思います。
1人の時間も大切と感じる方もいらっしゃいますが、セカンドライフはご夫婦でゆっくりのんびり生活することが至福の時間と感じる方も多いことでしょう。
趣味専用の空間が必要な方はプランの段階で検討すれば問題ありませんし、姿が見えなくてもワンフロアであればコミュニケーションが取りやすくなります。

2階のバルコニーに重い洗濯物を持っていく必要も無く、掃除もワンフロアだけで終わります
ちょっとした家事の負担が減ることでご夫婦で過ごす団らんの時間が増え、より充実した生活が送れると思います。

また、2階建ての場合は階段の位置や屋根のかけ方などを考えると、間取りに若干の制限が出てしまいますが、平屋は2階建てに比べて間取りを自由にできるのでご要望に応えられることも多く、家事動線・生活スタイル・専用空間などを検討して生活しやすいプランニングが可能です。

今まではご家族のために忙しい毎日を送ってきた分、セカンドライフはご夫婦またはご自身のご褒美にゆったりとしたスローライフを考えてみてはいかかでしょうか。

タカトーホームには、子どもの独立を機に、維持管理がしやすいコンパクトな家に住み替えたいという方々向けに、VERDE(ヴェルデ)という商品ラインナップがございます。
詳細については、ラインナップのVERDEのページをご覧ください。

老後に20坪台の平屋を建てる際の注意点3つ

《注意点1》
寝室とトイレを近くにする

若い頃に比べ、歳を取るとトイレが近くなることがあります。
また、今は平気でも、いずれ介護が必要になってくることも考えられます。

そのようなことに備え、やはり寝室からトイレまでの距離はなるべく近くしておいた方が望ましいと言えます。

入り口の建具を引き戸にしたり手摺を設けたりするなど、介護する側もしてもらう側も、もちろんひとりの時でも、当事者になるべく負担が掛からないような状態にしておくと良いでしょう。

ただし、寝室とトイレを隣り合わせにしてしまうと、距離が近くなる代わりに音の問題が出てしまい、トイレを使用することが心の負担になってしまうことも考えられます。
その辺のバランスをどのように考えていくのかを家族でよく話し合っておけば、間取りをつくる際に何を優先するべきか整理ができて、設計士に的確に希望を伝えることができるでしょう。

《注意点2》
バリアフリーを意識した造りにする

平屋はコンパクトにまとまって使いやすいイメージを持たれがちですが、コンパクトだからこそ老後など先を見据えた計画が必要です。

バリアフリーに関しては、老後に大きく影響をしてきます。
小上がりのフロア等、空間の一部に変化をつけることでよりおしゃれな雰囲気をつくれますが、この段差が後々障害に感じることも少なくありません。
なるべくフラットにすることで、将来の生活のしやすさが確保できます。

扉に関しては、開閉するのにスペースが必要なドアよりも引き戸がおすすめです。
なるべく引き戸がつけられるような間取りの構成も考えておきたいところです。

その他、通路(廊下)部分に後々手摺をつけられたり、車いすが通れるようにと、可能であれば通路幅も広げておけると安心です。

《注意点3》
生活をイメージした間取りを考える

せっかくの家づくりだからとこだわりを詰め込み、「寝室と趣味部屋を分けてつくりたい」「造り付けの家具や棚をつけたい」と考えている方もいらっしゃると思います。

もちろん部屋を分ければ、趣味部屋を度々キレイに片づける必要はなくなりますし、造り付けの家具があれば、後から買う手間も省けて良いかもしれません。

しかし、部屋を分けるということは限られた空間を区切るということです。

将来的に介護や車いすが必要になったとき、部屋はできるだけ広くしておいた方が、介助が楽に行えます。

同じように造作の家具をつけてしまうと広く空間を使いたいときに移動させることが難しく、業者を呼んで取り外さなくてはいけません。

できるだけゆとりがあり、融通が利く間取りにすると後々困ることが減るかもしれません。

老後に20坪台の平屋がおすすめな理由

理由1
掃除しやすい

子育てが終わりお子様も独立してしまえば、そんなに部屋数は必要ありませんし、身体への負担を考えればなるべくコンパクトにまとまった間取りを考えるべきでしょう。

暮らしていく上で日々の掃除や定期的なお手入れは、身体的にも経済的にも大きな負担のひとつです。

お掃除ロボットなどの普及も進んでいますが、やはり細かい部分はどうしても人間の手が必要になってきますので、できる限りメンテナンスがしやすい状態や傷みづらい状態をつくっておくことが大事でしょう。

デザイン性をあまりに重視した造形や間取りは掃除や修理がしづらい場合がありますし、雨漏れなどのトラブルに結び付くリスクも高くなります。

そのようなことを踏まえ、構造的にシンプルな平屋をベースに、20坪台で無駄のない間取りを採用するのがおすすめです。

理由2》
動線が短い

コンパクトにまとめるということは、廊下などの通路はなるべく削って、その分必要な部屋に面積を振り分けて広く使えるように考えます。

その中で、各部屋をどこに配置するかも大事なことで、例えばキッチンとランドリールームを隣接させると、食事の支度をしながら洗濯もでき、家事動線が短くなることで、負担の軽減にも繋がります。

また玄関からキッチンへ直接抜けられるような動線を確保すると、買い物帰りの重たい荷物をすぐにしまえたり、こちらも負担の軽減につながります。

間取りによって多少の条件の違いはありますが、家がコンパクトになると比較的に生活動線もコンパクトになり、家事の負担や動線の負担が軽減し、ストレスの無い生活が期待できます。

理由3》
費用面が抑えられる

4人家族の場合、30坪前後の家を建てることが一般的ですが、夫婦2人の場合20坪〜25坪ですと多様なライフスタイルに対応でき、豊かな暮らしができる広さといえるでしょう。
当たり前ですが、坪数が大きくなれば建築コストも増えてしまいます。

必要な広さや部屋数を検討し、ちょうど良い広さで計画し、初期にかかるイニシャルコストを抑えることで住み始めてからかかる費用も抑えることができます。
暮らしを継続していくためにかかるランニングコストについても「部屋が広い」ほど、「部屋数が多い」ほどかかります。

例えばエアコンや照明は部屋の数や形状によって電気代も変わってきます。

また平屋だと2階建てに比べ、メンテナンス費用が抑えられます。
外壁や屋根をメンテナンスする場合、2階建てですと足場を組むことになり、余分な費用が発生してしまうためです。

せっかくの新築だからと必要以上に広い家をつくってもデメリットがあるということも知っておいた方が良いと思います。

タカトーホームでは、平屋のプランをいくつかご用意しております。詳しく知りたい方は、ラインナップページをご覧ください。
また、平屋のモデルハウスも複数ございます。見学ご希望の方は、ぜひモデルハウスへご来場ください。

まとめ
老後(シニア世代)が暮らしやすい、おしゃれな平屋の間取り4選について

老後の暮らしを考えたとき、1番重要にしたいのは「暮らしやすさ」だと思います。
「人生100年時代」「終活」など未来を考えさせられる言葉をよく耳にするようになり、理想のセカンドライフを思い描く方も多くなりました。

維持管理がしやすく、バリアフリーにも配慮したカラダに優しい平屋の家は、老後の未来を自分らしく楽しく快適に過ごすための魅力がたくさん詰まっています。生活に必要なもの・無駄なものをご夫婦で話し合い、長い人生をともに歩んできたお二人にとって最高のセカンドライフがスタートできるように、平屋の家を検討してみてはいかがでしょうか。

タカトーホームでは、平屋の個別相談会を開催しております。家づくりを進めるにあたって気になることや解決したいことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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