理想の間取りは人により様々です。
「広さ・キッチン・収納・動線・部屋数・平屋か2階建てか・・・」などなど、色々調べたり考えたりしてもご自身に合った間取りを1つに絞るのは大変な時間と労力がかかります。
また、住んでみたら思っていたのとちょっと違った、なんてこともあるかもしれません。
今回は弊社の基本的な間取りの中から、実際にお住まいのお客様からもご好評頂いているおすすめの間取りを5つをご紹介いたします。
弊社の標準である珪藻土の塗り壁と無垢板の床を加え、ご自身に合った理想の家づくりを実現してみてはいかがでしょうか?
失敗しない新築一戸建ての間取り①
この間取りの特徴
こちらのプランはオーソドックスで使いやすいLDKと、アイデア次第で多用途に使えるホールが組み込まれているのが特徴です。
ちょっとした書斎コーナーなども造れそうな、東西にゆとりを持たせた寝室の使い方もポイントのひとつです。
この間取りの注意点
道路が南側にくるような敷地の場合は、玄関が一番奥になるため車からの距離が遠くなるだけでなく、訪問者に敷地内を奥まで入られてしまうなど、アプローチの取り方に難しい面が出てくるので慎重に考えてください。
おすすめの人
LDK奥のホールが広いため、雛人形やクリスマスツリーなど季節のイベントのディスプレイを楽しみたい方や、洗濯物の室内干しスペースを広く取りたい方などにおすすめです。
実際に住んでいるお客様の声
「洗濯物が多いので、ホールにたくさん室内干しができて助かっています。
人が来るときはロールスクリーンで簡易的にリビングと仕切れるので、生活感を隠せて気に入っています。」
失敗しない新築一戸建ての間取り②
この間取りの特徴
こちらは中庭を中心に回遊することができるプランです。
中庭がリビングと廊下で囲われるようにレイアウトされているため、個室などのプライベート空間を通過せずに回遊できる動線が設けられています。
また、中庭は外からはまったく見えないため、人の目を気にすることなく過ごすことができます。
この間取りの注意点
中庭回遊プランという性質上、どうしても廊下部分の面積が大きくなってしまいます。
よって、少しでも廊下面積を小さくして居室を充実させようとお考えの方は注意してください。
おすすめの人
10帖分の広々とした中庭と、その中庭を中心とする回遊動線がこのプランの一番の魅力となっています。
積極的に中庭を暮らしの一部に取り込みたいという方にぜひおすすめしたいプランです。
実際に住んでいるお客様の声
「中庭にウッドデッキを設け、リビングから繋がる広く開放的な空間を満喫しています。
子どもやペットも安全に遊ばせられるので取り入れて良かったです。」
失敗しない新築一戸建ての間取り③
この間取りの特徴
プライベートの部屋(主寝室、洋室)をホールを介してリビングから離すことで静かな個室として使用できます。
また、「キッチン~洗面脱衣室~ホール(室内物干し)~外干し」へとコンパクトな動線で家事がしやすくなっています。
ホール前の外部は軒天井を長く出すことで雨が降っても洗濯物が濡れずらくなっています。
この間取りの注意点
脱衣所と洗面が一緒のスペースにあるので、ご家族で洗面と脱衣室を使用する時間帯が被ってしまう方は、ホールに洗面を計画する方がいいかもしれません。
和室は個室にもなるように引違いの建具が設置されていますが、リビングを大きく広く見せたいという方は建具を無しにする方法がおすすめです。
また、LDKとホールの間には建具がないので、プライベートを守りたい方は建具を設置することをおすすめします。
おすすめの人
南側前面に光が差し込む明るい部屋で暮らしたい・家事動線をコンパクトにしたい・キッチンに立った時にダイニング、リビング、和室を一目で見渡したい方などにおすすめです。
実際に住んでいるお客様の声
「キッチンが家の中心にあることで家事がとてもしやすく、洗濯物も取り込んだあと各部屋に運びやすいです。
開放感がありながら、水回りがコンパクトに纏まっていて、毎日家事をするのもラクで愉しく暮らしています。
和室もあるので子どもを昼寝させる時、戸を閉めて静かに寝かせられます。
和と洋で使い分けができたり、畳の上でゴロゴロするのも良いなと感じています。」
>>施工事例から、家族が住みやすい理想の家を想像してみてください。
失敗しない新築一戸建ての間取り④
この間取りの特徴
リビング階段でご家族が帰って来た際に顔を見ることができ、コミュニケーションが取りやすくなっています。
また、広い土間収納があるため、ベビーカーやガーデニング・アウトドアの道具、ゴルフバックの置き場としても多用途に使用することができます。
リビング横には3畳ほどの畳スペースがあり、お子様のおむつ替えにはもちろん寝転んでくつろいだり、省スペースも活用できます。
バルコニーは広くホール前はインナーバルコニーとなっているので、2階ホールには室内干し、インナーバルコニーでは外干しができます。
リビング前はバルコニーの下に軒天井があるので、夏の強い日差しもワンクッションおいて陽が差し込むため部屋が暑くなるのを少し和らいでくれます。
この間取りの注意点
1階に物干しスペースを希望される方は「畳コーナーに物干しを設置し、ダイニングの前の軒天井がある場所に外干しをする」ことをおすすめしますが、見た目の問題が気になるかもしれません。
また、リビング階段のため必ずリビングを通ってから浴室や洗面に行く動線になっていますので、プライベートな空間を分けたい方は階段の上り口を廊下側に設けると良いかもしれません。
おすすめの人
リビング階段でご家族とのコミュニケーションを取りたい方・畳コーナーを設けて暮らしやすさを重視したい方・インナーバルコニーを希望される方には特におすすめです。
実際に住んでいるお客様の声
「テレビ横に畳コーナーがあるので、子どもが昼寝したり休日にゴロゴロして読書を楽しんだりしています。
キッチンから全て見渡せる間取りで、家族のコミュニケーションが取れて楽しく過ごしています。
共働きなので洗濯物をインナーバルコニーに干せて助かっています。突然の小雨でも軒が出ているので、濡れにくく気に入っています。」
失敗しない新築一戸建ての間取り⑤
この間取りの特徴
キッチンからリビングダイニングを見渡せるため、料理をしながらお子様の様子にも目が届きます。
またコの字に設計することで平屋でありながらも家族それぞれがプライベートの時間をゆったり取れます。
この間取りの注意点
寝室同士が隣り合っている為、ご家族同士の生活サイクルが合わないと就寝時にご家族の生活音が気になる場合があります。
LDKから奥に続くホール部分に建具が無いため、来客時や音が気になる場合には扉等を設置することをおすすめします。
おすすめの人
必ずリビングを通る間取りなので、ご家族のコミュニケーションもより大切にしたい方へおすすめです。
またLDKがL字型の為、食事の場所とリビングを分けて利用することが可能です。
実際に住んでいるお客様の声
「まだ子どもが小さいので料理しながらリビングでの様子が分かるし、階段が無いので安心して家事ができます。
それと家族のコミュニケーションを大事にしたかったので部屋数は少なくても平屋を選んで正解でした。」
「広いLDKと2つの庭を利用し大勢の来客時もゆったり過ごしています。
それとリビングに匂いが染みつかないか少し不安でしたが、珪藻土のおかげで焼き肉をした次の日も全く気になりませんでした!」
まとめ
以上5つのタイプをご紹介しましたがそれぞれに異なる特徴があります。
また共通する部分も多くあり、良い間取りには共通点があるということもお分かりなるかと思います。
おすすめの間取りの中から理想にぴったりのものを見つけるのは難しいかと思いますが、近いものを複数ピックアップし、その中からご希望の要素を色々組み合わせていくと、徐々に理想の間取りに近づいていくでしょう。
家を造る上で最も重要な項目の1つである間取りを理想的なものにするには、お客様と建築会社の双方の綿密なやり取りが必須です。
今回最後まで読んで頂いたのも何かのご縁、少しでも気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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