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稚内珪藻土の塗り壁

タカトーホームの家づくりの1番のこだわりである「稚内珪藻土」の塗り壁。
家の壁と天井を全て稚内珪藻土の塗り壁で施工することで、カラダに優しい空気のキレイな家が実現されます。

珪藻土とは?

珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の死骸(珪藻殻)が海や湖の底にたまり、化石になったものです。珪藻殻には細かい穴がたくさんあいているため、珪藻土は非常に軽く、水や空気を多く含んだり、通過させたりすることができるといった特徴があります。これらの特徴を活かして、珪藻土は断熱れんがやビールのろ過材などとして利用されています。

珪藻土の塗り壁を使うメリット

MERIT 01 調湿効果
珪藻土自らの調湿機能により室内の湿度が整えられ、1年を通して快適な生活が送れます。また、部屋干しをしても調湿効果により早く乾くと同時に生乾きの臭いも残らないので、雨の日も気にせず洗濯できます。珪藻土は、吸水性があるため、カビが生えにくく、少し水がかかった程度であればそのままにしても大丈夫です。

MERIT 02 消臭効果
消臭効果により、ペット・タバコ・焼肉などの生活 悪臭を分解してくれるので、空気清浄機いらず。

MERIT 03 ハウスダスト抑制効果
稚内珪藻土は電気を帯電しないため、冬のピリッとくる静電気が起きにくくなります。また、ハウスダスト抑制効果もあるので、アレルギー・アトピー・喘息などの症状を和らげる効果も。

MERIT 04 耐火性能
珪藻土は熱伝導率が低いので耐火性があり、万が一火事が起こってしまっても燃え移るまでの時間が長く、家族の安全も守れます。
稚内珪藻土の塗り壁は化学物質が含まれていないため、アクリル系の固化剤を使用している珪藻土とは違い、有害物質を含んだ煙が発生しにくいのも特徴です。

MERIT 05 セルフメンテナンス
お引渡し時にお渡しする珪藻土の粉を水で溶いていただき、部分的に自分で修復することが可能です。ついてしまった傷の補修はもちろん、気軽に画鋲で穴を開けたりDIYも楽しめます。

MERIT 06 ホルムアルデヒドの抑制
接着剤などの化学物質を使用していないため、有害化学物質(ホルムアルデヒド)が抑えられて化学物質過敏症やシックハウス症候群を発症するリスクの低減や、ハウスダスト抑制効果も。

MERIT 07 マイナスイオンを発生させる
吸湿している珪藻土の塗り壁の表面に乾いた空気が当たると放湿が起こり、微細な水のクラスターができるため、その室内の空気にマイナスイオンを発生させることができます。

珪藻土の塗り壁を使うデメリット

DEMERIT 01 傷つきやすい
柔らかく薄い塗り壁材なので、剥がれたり傷がつきやすいのも特徴となります。
小さな傷やヒビであれば、お引き渡し時にお渡ししている珪藻土の粉を水で溶いていただき、ご自身で部分的な補修をしていただけます。大きな傷やヒビなどを補修したい場合は、お電話でのご相談も受け付けています。

DEMERIT 02 洋服などに付きやすくなる
壁に触れたり寄りかかったりすると洋服やズボンなどに付きやすくなりますが、完全に乾燥し2~3年経過すれば付着しにくくなります。
もちろん洋服に付いた汚れは、はたいたり洗濯することで簡単に落とす事ができます。

DEMERIT 03 水に弱い
水に弱くはじく機能がないため、浴室や洗面台の横(水が跳ねる部分)など頻繁に水がかかったりする場所には向いていません。
ただし、タイルやアクリルパネルなどで対策すれば、水はね防止はもちろん、お洒落な仕上がりとなります。

DEMERIT 04 部分的にヒビが入りやすい
施工から歳月が経ち乾燥した際や、地震時に石膏ボードの繋ぎ目などにヒビが入る事があります。表面上にヒビが入っていたとしても、構造には影響ありません。

珪藻土とビニールクロスの違い

珪藻土とビニールクロスの違いは、自然素材であるかどうかです。
ビニールクロスは柄物やカラーバリエーションも多く、個性的なデザインを演出したい方にオススメです。しかし、自然素材ではないため、調湿・消臭効果などは期待できないのが珪藻土との大きな違いです。
また、ビニールクロスにはアトピーや喘息などの原因である化学物質が含まれますが、珪藻土の場合は化学物質が含まれていないため、特にアレルギーをお持ちの方にとっては生活していく中で身体に及ぼす効果が明確に異なります。

珪藻土と漆喰の原料の違い

珪藻土
海中の海藻(植物性プランクトン)が化石になり、積み重なって固くなった土です。 材質の主成分は文字通り、ケイ素(珪素)の殻の化石を原料にして作られています。珪藻土には非常に細かい穴が無数に開いており、この穴が調湿・消臭効果などをもたらします。

漆喰
水酸化カルシウム(消石灰)を主原料としています。
石灰石(炭酸カルシウム)を高温で熱した後に冷まし、水・海藻のり・繊維を加えて練り上げたものです。また、漆喰は空気中の二酸化炭素と反応して自ら固まる自硬性があるのが特徴です。

珪藻土の産地の違い稚内産へのこだわり

国内での主要採掘地は、秋田・石川・岡山・大分・北海道(稚内)の5か所。その中でタカトーホームが稚内産の珪藻土を選ぶ理由は、吸放湿性能が群を抜いて高いからです。

他の産地に比べると3~6倍もの力を発揮し、近年ではバスマットやコースターに使われる程の吸水機能も持っています。

また、不純物を取り除き白色に近づける為に1000℃以上の温度で燃焼される一般的な珪藻土は、本来の持ち味である吸放湿性能が限りなくゼロになると共に、発がん性物質へと変化する可能性があります。

一方、稚内珪藻土の岩石は他の産地と比べて元から白色に近い為、焼成する必要がありません。そのことから、本来の性能を損なうことなく半永久的に効果を発揮することができます。

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