住宅を建てる際、広々とした間取りにしたいと考えるのは当然です。
また、夫婦やお子さまそれぞれの個室を準備したい人も多いでしょう。
こうした要望を叶えられるのが3LDKの間取りです。
3LDKであれば、開放感のあるリビングはもちろん、4人家族までは個室を用意できます。
この記事では、3LDKのおしゃれな間取り例を8つ紹介します。
3LDKの間取りにするメリットとデメリットについてもまとめましたので、これから家を建てる予定のある方はぜひ参考にしてください。

3LDKのおしゃれな間取り例
3LDKのおしゃれな間取り例を5つ紹介します。
- 中庭を望むロの字型の平屋
- 土間収納でスッキリ暮らせる平屋
- 庭を眺めるコの字型の平屋
- プライベート空間を分けたL字型の平屋
- 家の中心に水回りのある平屋
間取り例①
中庭を望むロの字型の平屋

リビングや廊下が中庭を囲むロの字型の設計によって、プライバシーを守りつつ自然光をうまく取り入れられるのが特徴です。
中庭は外から見えないため、プライベートな時間をゆっくり楽しめます。
中庭の景色を楽しみながら生活したい方に最適な間取りです。
間取り例②
土間収納でスッキリ暮らせる平屋

リビングとキッチン、洗面脱衣室が南面に配置されているため、晴れの日であれば自然光が十分に差し込みます。
洗面脱衣室は室内物干しスペースを兼ねており、洗濯から干すまでの流れがスムーズです。
また、広々とした土間収納は、アウトドア用品や季節外のアイテムなどを整理するのに役立つでしょう。
間取り例③
庭を眺めるコの字型の平屋

コの字型の間取りを採用することで、周囲の視線を遮りながら自然光を内部に取り込む設計にしています。
リビングから中庭が見えるため、屋内でも自然を楽しめるでしょう。
また、家の中心に配置された洗面脱衣室や浴室が生活動線をスムーズにしています。
廊下から屋外の洗濯スペースに移動できるのも便利です。
間取り例④
プライベート空間を分けたL字型の平屋

プライベートと共用スペースを分離できるL字型の設計を採用しています。
寝室や子ども部屋は家の一角に配置されているため、生活音が聞こえづらいです。
また、リビングを中心に置くことにより、お子さまの帰宅時には必ず顔を見合わせられコミュニケーションが取りやすい間取りになっています。
間取り例⑤
家の中心に水回りのある平屋

30坪の広さを活かし、すべての部屋を南向きに配置することで光溢れる生活空間を実現しています。
広々としたLDKは家族が集まる心地良い場であり、各部屋へのアクセスも容易です。
寝室には4帖のウォークインクローゼットを完備しているため、収納にも余裕があります。
また、玄関には2帖の土間収納があり、アウトドア用品や季節のアイテムなどもスッキリと収納できる設計です。
ほかの間取りも見てみたい方は、施工事例ページをご覧ください。
3LDKの2階建て住宅の施工事例
ここでは、3LDKの2階建ての住宅の施工事例を3つ紹介します。
- グレー×ナチュラルのバランスが心地良い、収納力の高い中庭のある家
- 「スキップフロア」×「勾配天井」×「お籠り和室」のある将来を見据えた家
- バルコニーでゆったり寛ぐ2階建ての家
事例①
グレー×ナチュラルのバランスが心地良い、収納力の高い中庭のある家

こちらの住宅はグレーとナチュラルな色合いで構成されており、開放的な中庭を設けているのが特徴です。

勾配天井と中庭を活かしたリビングは空間を広々と感じさせます。

家事動線は洗濯から収納までスムーズに行えるように設計されており、効率的に家事をこなせるのも魅力のひとつです。
また、作業スペースも設けているため、家計簿をつけたり、家事の合間の趣味スペースとしても活用できます。
事例②
「スキップフロア」×「勾配天井」×「お籠り和室」のある将来を見据えた家

スキップフロアと勾配天井が醸し出す特別な空間によって、家族の存在をいつでも感じられる住まいを実現。
勾配天井のある広々としたリビングで、開放感をさらに演出しています。
また、スキップフロアは趣味を楽しみたいときやリラックスしたいときに役立ちます。

さらに、隠れ家のような和室も設けられているため、静かに過ごす時間を確保しやすいのもポイントです。

家族の存在を近くに感じられるアイデアとして、ロフトを取り入れるのもよいでしょう。
以下の記事では2階建てにロフトを取り入れたお客様の声を紹介していますので、参考にしてください。
【関連記事】家族をもっと近くに感じる住まい。二階建て×ロフトにお住まいのお客様の声
事例③
バルコニーでゆったり寛ぐ2階建ての家

こちらの住宅は、家族と一緒に過ごす時間を大切にできるように設計されています。
リビングに階段を設けており、家族の帰宅時に顔を合わせやすく、コミュニケーションが生まれやすいです。
隣接する畳コーナーは、お子さまの遊び場やリラックスエリアとして活用。
また、キッチンから部屋全体を見渡せるため、お子さまを見守りながら料理できる点も魅力です。
お子さまのいる家庭が平屋を建てる場合、どのような間取りが適しているのかを以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
【関連記事】30坪の平屋は狭い?広い?3~4人家族が快適に暮らせる間取りプラン
当社がどのような家づくりに取り組んでいるか興味のある方は、コンセプトページをご覧ください。
3LDKの間取りにするメリット・デメリット

3LDKの間取りにするメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
メリット | デメリット |
・4人家族までは個室を用意できる ・リビングのスペースを確保しやすい ・収納専用のスペースも確保しやすい ・ライフステージに合わせて部屋を使える | ・子どもの独立後や老後に部屋が余る可能性がある ・夫婦2人で暮らす場合は部屋が余りやすい ・家族が5人以上になると個室を用意できない ・来客用の部屋を用意しづらい |
3LDKの間取りにするメリット
3LDKの間取りにするメリットは以下のとおりです。
- 4人家族までは個室を用意できる
- リビングのスペースを確保しやすい
- 収納専用のスペースも確保しやすい
- ライフステージに合わせて部屋を使える
3LDKの間取りであれば、お子さま2人までなら個室を用意できます。
個室があれば、学業や趣味に集中しやすくなるでしょう。
また、リビングを広く設計しやすいため、家族が全員集まっても快適に過ごせます。
さらに、3LDKでは各部屋に十分な収納スペースを設けられるので、家全体をすっきりとした状態に保ちやすいです。
家族が増えたり生活スタイルが変わったりしても、間取りを柔軟に変更しやすいのもメリットのひとつです。
たとえば、お子さまが独立した後は、子ども部屋を趣味の部屋や書斎として活用できます。
3LDKの間取りは生活の変化に対応しやすく、長期的に住み続ける家としておすすめです。
3LDKの間取りにするデメリット
3LDKの間取りにするデメリットは以下のとおりです。
- 子どもの独立後や老後に部屋が余る可能性がある
- 夫婦2人で暮らす場合は部屋が余りやすい
- 家族が5人以上になると個室を用意できない
- 来客用の部屋を用意しづらい
3LDKの間取りは、家族構成や生活スタイルによっては不便を感じる場合があります。
たとえば、お子さまが独立した後や夫婦だけの生活では使われなくなる部屋が出るため、無駄な空間と感じることもあるでしょう。
また、5人以上の家族では全員分の個室を用意するのが難しく、プライバシーの確保が課題となります。
各部屋を個室として利用すると来客用の部屋がなくなるため、ほかの部屋を一時的に転用しなければなりません。
3LDKの家を計画する際は生活の変化も考慮に入れ、柔軟に対応できる間取りを採用しましょう。
なお、平屋で3LDKの間取りを考える際に目安となる坪数や参考になる間取り例について以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
【関連記事】3LDKの平屋の間取り例!考える際のポイントやおすすめアイデアも紹介
まとめ
3LDKのおしゃれな間取りで理想の住まいを実現

3LDKの間取りは、家族構成やライフスタイルに応じて柔軟に対応できるのが魅力です。
間取り例としては、平屋では中庭や土間収納を活かした開放的なデザイン、2階建て住宅ではスキップフロアやバルコニーを採用するなどが考えられます。
タカトーホームでは、お客さまが理想の住宅をイメージできるようにモデルハウス見学を実施しています。
快適な3LDKの間取りの住宅を建てるためにも、どのような住宅があるのか実際に見てみましょう。
\あわせて読みたい関連記事/
【関連記事】群馬で家を建てるなら平屋?向いている理由とメリット・デメリットを解説
【関連記事】平屋の平均坪数はどのくらい必要?広さ別の間取り例や施工事例も解説
【関連記事】注文住宅と建売住宅はどっちがいいの?違い・メリット・デメリットを解説
