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注文住宅で決めることリストを3ステップでわかりやすく解説

注文住宅を検討しているものの、「どこから手をつけたらいいか分からない」という方も多いでしょう。

注文住宅を建てるステップは主に3つで、それぞれの段階で気をつけるべき点が多くあります。

何となく家づくりをスタートさせると、入居後に「もっと考えておけばよかった」と悔しい思いをする可能性があるため注意が必要です。

そこでこの記事では、注文住宅で決めることリストを以下の3ステップでわかりやすく解説します。

  1. 準備期間(契約前)
  2. 契約後〜着工
  3. 着工〜完成

家づくりの大まかな流れについても紹介するので、参考にしてください。

注文住宅を建てる時の大まかな流れ

注文住宅で決めることリストを確認する前に、大まかな全体の流れをチェックしましょう。

主な流れは、以下の通りです。

  • 情報収集する
  • 住宅会社を選ぶ
  • 資金計画を立てる
  • 建築場所を検討する
  • 間取りや設備を考える
  • 契約を結ぶ

家づくりの流れを先に理解しておきたい方は、以下の「関連記事」をご覧ください。

次の章では、家づくりを3つのステップに分けて、それぞれの段階で決めることを具体的に解説します。

【関連記事】家づくりの流れ10ステップと建築期間についてわかりやすく解説

ステップ1
注文住宅で決めることリスト:準備期間(契約前)

注文住宅の準備期間や契約前に決めることリスト5つについて解説します。

家づくりは事前準備が特に重要なので、以下で紹介する内容を決定しておくとスムーズに家づくりを進められるでしょう。

家づくりについてもっと勉強したいという方は、タカトーホームの家づくりセミナーをご活用ください。

建物と土地の予算

土地や間取りなどを自由に決められる注文住宅では、理想を詰め込んで多額の費用が発生するケースがあります。

そのため、事前に予算を決めておきましょう。

注文住宅でかかる費用一覧は、以下の通りです。

  • 建築費
  • 土地購入費
  • 付帯工事費(上・下水道引き込みなど建物本体以外の工事)
  • 諸費用(手数料・各種税金や保険料など)
  • その他(近隣への配布用の粗品など)

「借入額はどの程度になるか」「頭金をいくら用意できるか」などを明らかにしておくと、金融機関との打ち合わせもスムーズです。

土地探しの条件と建築する土地

土地を所有していない場合は、ライフスタイルや希望に合う土地の条件を決め、土地探しをします。

土地探しの手順は、以下の通りです。

  • 居住エリアを決める
  • 駐車場なども含めて全体の広さを決める
  • 業者にリストアップを依頼する
  • 土地を見学して決定する
  • 契約後に手付金を支払う

学校・職場・スーパーなどまでの距離や時間を考慮し、生活の利便性を踏まえて土地を決めると失敗しにくいでしょう。

【関連記事】土地ありで1,500万円台の家を建てる際の費用や間取り例を紹介

建築を依頼する住宅会社

理想のデザインや間取り、設備を実現するため、注文住宅の建築を依頼する住宅会社を選びます。

住宅会社を決める際のポイントは、以下の通りです。

  • 好みのデザインか
  • 予算が合うか
  • 希望する構造・工法に対応しているか
  • アフターサービスは十分か
  • 担当者は信頼できるか

住宅を建てるエリアに対応した住宅会社をピックアップして、施工事例などをホームページでチェックしてみましょう。

家づくりでどこをこだわりたいか

理想の全てを盛り込むと予算オーバーとなる可能性があるので、家づくりでこだわりたいポイントを絞っておくことが大切です。

全体的な方向性を決定してから細部を詰めていくと、スムーズに進められます。

また、使用頻度の高い設備や家族共有で利用するスペースは、家族間でしっかり合意形成しておきましょう。

建物引き渡しまでのスケジュール

希望する日から住み始めるためには、建物引き渡しまでのスケジュールを明確化する必要があります。

注文住宅の大まかなスケジュールは、以下の通りです。

  • 事前準備(1〜6ヶ月)
  • 土地の契約(1週間〜1ヶ月半)
  • 工事(4〜6ヶ月)

事前準備は1ヶ月程度でも可能ですが、なるべく時間を確保して納得いくまで検討しましょう。

ステップ2
注文住宅で決めることリスト:契約後から着工まで

注文住宅の契約後から着工までに決めることリスト5つについて解説します。

具体的に注文住宅の仕様を決めていく重要な段階なので、しっかりポイントを押さえましょう。

間取りや住宅設備の仕様

依頼する住宅会社やこだわりたいポイントが決まったら、間取りや住宅設備の仕様を決定していきます。

決める内容は、以下の通りです。

  • 建物の向きや位置
  • 間取り(部屋の数や大きさ・窓の位置など)
  • 水回り(キッチンやトイレの設備など)
  • 内装・外観(種類・デザイン・素材など)
  • 建材(窓枠やドアのデザインなど)

建物の向きや位置を決定してから、採光や風通しを踏まえて間取りを決めていくと快適な家にできるでしょう。

外構や駐車場・庭の取り方

防犯やプライバシー保護を踏まえて、外構や駐車場・庭の取り方を決めていきます。

外構で決定すべき項目は、以下の通りです。

  • 駐車場・庭の配置や仕様
  • 壁やフェンスのデザインや範囲
  • アプローチのデザインや色

「周囲が暗くて心配」という場合には、外灯の設置も検討しましょう。

総予算や借入額・ローンの借入先

デザインの全体像が確定したら、総予算・借入額・ローンの借入先を決定します。

住宅ローンを借りるためには金融機関の本審査をクリアする必要があり、2~3週間程度かかるため早めに申請しましょう。

また、住宅ローンの金利や種類は金融機関によって異なることから、複数のプランを比較することが大切です。

地鎮祭をするかどうか

地鎮祭とは、工事中や入居後の生活の安全を祈願するための儀式です。

近年では地鎮祭をしないケースも珍しくなく、必ず実施する決まりもないため、ご自身で行うか決めておきましょう。

実施する場合には、住宅会社が神主の手配などを代行してくれる場合もあるので、担当者に相談してみてください。

近隣へ挨拶に行くかどうか

工事による騒音や粉じんの影響で近隣へ迷惑をかける場合があるので、工事前に挨拶に行くのが一般的です。

挨拶に回る際のポイントは、以下の通りとなります。

  • 最低でも1週間前には実施する
  • 工事の規模が大きい場合は向こう3軒両隣まで回る
  • 手土産を用意する

工事終了後にも挨拶回りをしておくと、入居してからの周囲との関係性を良好に保てるでしょう。

ステップ3
注文住宅で決めることリスト:着工から完成まで

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注文住宅の着工から完成までに決めることリスト5つについて解説します。

ストレスなく入居後の生活を送るためにも、仕上げの段階も丁寧に実施しましょう。

上棟式を行うかどうか

上棟式とは、住宅の土台の据え付けから棟上げが完了した際に実施する儀式です。

工事の安全や家の安泰を願う目的で行いますが、近年では上棟式をしないケースも増えています。

基礎工事が終了してから棟上げまで時間がないことから、なるべく早めに住宅会社へ相談しておきましょう。

引っ越しのスケジュール

新居にスムーズに住み始めるには、引っ越しのスケジュールを明確にすることが重要です。

賃貸物件から引っ越す場合には、「退去日を管理会社に伝えたものの、新居の工事が伸びてしまった」などのトラブルが発生する場合も。

また、3~4月と9~10月は引っ越しシーズンであり、業者の手配に苦労する可能性があるので注意が必要です。

家具家電の新調や廃棄

新居での生活を快適にスタートしたいのであれば、家具家電の新調や廃棄にも気を配りましょう。

特に、以下の家具は衣食住に直結するので、早めに検討しておくのがおすすめです。

  • ダイニングセット
  • ベッド(寝具)
  • カーテン
  • 照明

古い家具の廃棄は自治体のルールに従って粗大ゴミに出したり、リサイクルショップへ買取を依頼したりしてください。

地震保険や火災保険の加入先

住宅ローン契約後は地震保険や火災保険への加入が必須となるため、加入先や補償プランを検討しましょう。

地震保険・火災保険の保険期間は以下の通りです。

  • 地震保険:最長5年
  • 火災保険:最長5年(2022年10月より)

更新の手間を省きたい場合には長期契約、補償内容を随時見直したい場合には1年契約が向いています。

電気、水道、ガス、インターネットなどの契約

電気・水道・ガス・インターネットなどを契約して、生活に必要なインフラを整えましょう。

引っ越し同様に、3~4月と9~10月は業者手配に時間がかかるため、入居日が決まったらすぐに申請するのがおすすめです。

工事や利用開始には立ち会いを求められるケースが多く、仕事との日程調整も必要になるでしょう。

まとめ
注文住宅の決めることリストを活用してスムーズな準備を

注文住宅の決めることは、「契約前の準備期間」「契約後から着工まで」「着工から完成まで」の3つに分かれます。

準備期間は最短1ヶ月程度で済む場合もありますが、納得のいく住宅を建てるためには早期から準備を進めることが重要です。

また、注文住宅を建てる時の大まかな流れは、「情報収集と住宅会社選び」から「引渡し」まで多岐にわたります。

本記事を参考に決めることリストを作成しておけば、スムーズに家づくりに取り組めるでしょう。

さまざまなタイプの住宅を実際に見て参考にしたいという方は、タカトーホームのモデルハウスページをご覧ください。

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