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小上がり畳コーナーにありがちな3つの後悔とは?対策と施工事例を解説

間取りの一角に設けた「小上がり畳コーナー」。

くつろぎ空間としてはもちろん、段差を収納スペースにできるため、新築に取り入れる方が増えています。

空間にもメリハリが生まれるため、採用するか検討している方も多いでしょう。

しかし、小上がり畳コーナーがライフスタイルに合わなかったり、広さを間違えたりするなどの後悔もあるようです。

そこでこの記事では、小上がり畳コーナーにありがちな後悔のポイントと対策を解説します。

小上がり畳コーナーのメリット・デメリットや施工事例も紹介するので、参考にしてください。

小上がり畳コーナーとは

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「小上がり畳コーナー」とは床から一段高くなっている畳のスペースのことです。

目的や間取りにもよりますが、2〜6帖の広さで取り入れる傾向にあります。

段差は20〜40cmが一般的で、収納を取り入れたい場合には30cm以上の高さが必要です。

昔ながらのイグサを使った畳をはじめとして、和紙や樹脂製の畳もあり、縁の有無も含めてさまざまなタイプから選べます。

小上がり畳コーナーはリビングだけではなく、寝室や家族それぞれの居室、玄関など、アイデア次第でさまざまな場所に設置可能です。

小上がり畳コーナーのメリット・デメリット

小上がり畳コーナーについて、メリット・デメリットの両方を紹介します。

メリットのみで判断するとミスマッチを感じる可能性があるため、デメリットも踏まえて検討しましょう。

小上がり畳コーナーのメリット

小上がり畳コーナーのメリットは、以下の通りです。

  • 段差に腰かけられる
  • 段差を活かした収納を設置できる
  • 空間にメリハリがつく
  • 寝転びながらくつろげる
  • 子どもの昼寝や遊び場スペースなどマルチに使える
  • 客間としても活用できる

小上がり畳コーナーは気軽に腰かけられ、リビングやダイニングにいる家族と同じくらいの目線でコミュニケーションを取れます。

小上がりの段差は収納としても活用でき、おもちゃやオフシーズンの衣類など、さまざまなアイテムを保管できるのも魅力です。

寝転びながらくつろいだり、子どもが遊んだりするなど用途が広く、マルチに利用できます。

机や座布団などを置けば、客間としても活用できるでしょう。

小上がり畳コーナーのデメリット

小上がり畳コーナーのデメリットは、以下の通りです。

  • 段差があるためロボット掃除機で掃除できない
  • 圧迫感を抱くケースがある
  • デザインによっては浮いた印象になる場合もある

小上がり畳コーナーは床から一段高くなっていることからロボット掃除機ではカバーできず、清掃する手間がかかります。

間取りに対して小上がりのスペースが広いと、圧迫感を抱く場合もあるため注意しましょう。

畳の色合いや質感が間取り全体のデザインと合わないと、浮いた印象になる可能性もあります。

和モダンでおしゃれな家を実現したい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】和モダンな家にする5つのポイントと3つの施工事例を解説

小上がり畳コーナーで後悔する3つの理由

小上がり畳コーナーで後悔する理由は、以下の3点です。

  1. 適切な大きさを確保しなかった
  2. 使い勝手がイマイチだった
  3. 間仕切りの扉が必要・不要だった

後悔しがちなポイントを押さえて、デザイン性の高い家を目指しましょう。

理由①
適切な大きさを確保しなかった

小上がり畳コーナーは広すぎても狭すぎても使いにくく、「活用しきれない」「狭くて子どもが遊べない」と後悔する可能性も。

小上がり畳コーナーは2〜6帖で設置するケースが多いですが、6帖を超えると一部屋分の広さとなり、圧迫感を抱きやすいでしょう。

また、スペースが狭いと勉強・仕事・趣味などをしづらく用途が狭まるため、次第に利用頻度が下がる場合があります。

理由②
使い勝手がイマイチだった

小上がり畳コーナーは段差があることからロボット掃除機が使えなかったり、子どもや高齢者が怪我をする可能性があったりします。

そのため、使い勝手の悪さから後悔する場合もあります。

また、用途をはっきりさせずに小上がり畳コーナーを設置すると、物置化して活用しきれないケースもあるでしょう。

特に、リビング横の小上がり畳コーナーが使いづらい場合、家族全員のストレスになるので気をつけてください。

理由③
間仕切りの扉が必要・不要だった

小上がり畳コーナーの間仕切りの有無で、「リビングが狭く感じる」「来客時に使えない」などの後悔を感じるケースがあります。

間仕切りの扉がないと、プライベートを確保できないため来客用としては使いづらいです。

逆に、間仕切りの扉があれば空間を区切れますが、閉めるとリビングが狭く感じたり、子どもが自由に遊べなかったりすることも。

利用シーンを具体的にシミュレーションして、ストレスになりづらい設計にすることが大切です。

和室をおしゃれにする方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】和室をおしゃれにする5つのポイントと5つの施工事例を紹介

小上がり畳コーナーで後悔しないための対策

小上がり畳コーナーで後悔しないための対策は、以下の通りです。

  • 利用する目的・シーンを明確にする
  • 和室が必要か再確認する
  • 小上がりにする必要性をはっきりさせる
  • 間仕切りはロールカーテンなど臨機応変に対応できるものを採用する

小上がり畳コーナーを長期的に活用するには、利用する目的・シーンを明確にする必要があります。

例えば、日中は家事や来客用、夕方からは子どもが遊ぶために利用するのであれば、ある程度の広さが必要になるでしょう。

また、小上がりや和室にもさまざまなタイプがあるので、必要性をはっきりさせておくとミスマッチを回避できます。

さらに、収納・間仕切りの有無や、段差を設けた場合のリスクも検討しておきたいポイントです。

何となく採用するのが最も後悔につながりやすいため、気をつけてください。

小上がり畳コーナーを採用した施工事例3選

小上がり畳コーナーを採用した施工事例として、以下の3つを紹介します。

  1. 間接照明と板張りにこだわった大人かっこいいモダンな家
  2. 土間収納からキッチンへと繋がる家事動線が暮らしやすい勾配天井の家
  3. 三角屋根がかわいい、中庭とパントリーのある2階建ての家

小上がりを検討中の方は、家づくりの参考にしてください。

事例①
間接照明と板張りにこだわった大人かっこいいモダンな家

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この家はLDKの一部に小上がり畳コーナーを配置しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 間仕切り扉で区切れるのでプライベート空間を確保できる
  • 小上がりの下部には引き出し式の収納を採用している

小上がり畳コーナーとLDKが面する部分には間仕切り扉を設置し、完全に区切れるためプライベート空間を確保できます。

扉を閉めれば人の目にも触れないため、急な来客の際にも安心です。

また、小上がりの下部には引き出し式の収納を採用しているので、LDKの整理整頓にも役立ちます。

事例②
土間収納からキッチンへと繋がる家事動線が暮らしやすい勾配天井の家

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この家では間仕切り扉のない小上がり畳コーナーを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 和になりすぎない灰桜色の畳で内装に溶け込んでいる
  • 勾配天井のリビングで明るく開放感にあふれている

和になりすぎない灰桜色の畳の小上がりはナチュラルな内装に溶け込み、違和感のない心地よい空間を実現しています。

間仕切り扉がないことから、勾配天井の明るく開放感にあふれている空間を満喫できるのも魅力です。

また、小上がり収納を取り入れているため、リビングをすっきり見せるのにも役立ちます。

事例③
三角屋根がかわいい、中庭とパントリーのある2階建ての家

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この家ではキッチン前に小上がり畳コーナーを設置しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 家事をしながら小上がりで遊ぶ子どもを見守れる
  • 中庭を眺めながらホッと一息つける

小上がり畳をキッチン前に設けたことで、家事をしながら子どもが遊んだり勉強したりする様子を見守れます。

小上がり畳コーナーの目の前は中庭なので、外を眺めつつホッと一息つけるのもメリットです。

中庭から採光を確保できるのはもちろん、小上がりにも窓が2つあるため、明るさを確保しやすい環境となっています。

こちらの家を実際に見学したい方は、タカトーホームのモデルハウスの来場予約をご覧ください。

まとめ
小上がり畳コーナーの後悔を踏まえて理想の住まいを実現

「小上がり畳コーナー」には段差を活かした収納を設置できたり、空間にメリハリが生まれたりするメリットがあります。

一方で、広さや間仕切りの有無によって後悔する可能性もあるので、慎重に検討することが重要です。

目的・シーンを明確にして小上がり畳コーナーを設置すると、使い勝手が悪いなどの後悔を回避できるでしょう。

小上がり畳コーナーを取り入れたおしゃれな家を実現したいなら、実績やノウハウが豊富なタカトーホームがおすすめです。

もっと知りたい方は、施工事例ページをご覧ください。

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